シンテッポウユリ

朝から雷が鳴りました。
その後、少し経ってからシジュウカラの声がしました。
涼しい中に昼間は蒸し暑さも感じます。

さて、きょうは「シンテッポウユリ(新鉄砲百合)」を
お届けします。

タカサゴユリ(台湾原産)とテッポウユリ(在来種)の
交配により、日本で1951年に作られた園芸種だそうです。
高さは70~150センチ程です。

葉は長さ9~13センチ程、幅は2~7ミリと狭く線形です。
花の外側が紫赤色を帯びない純白色のものが多いそうで、
このユリも純白だったので、「シンテッポウユリ」と
しました。

自然交雑も起き、今では多くの園芸品種があり、
染色体や遺伝子検査を行わないと、シンテッポウユリと
タカサゴユリの判別は難しいようです(^^ゞ。

種は風で飛び、繁殖力が強い。

花期は7~9月です。

ユリ科の植物です。

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
ヒグラシ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(^^)。

チリアヤメ

クチナシの白い花が匂うように咲いています。
もう、明日で6月も終わりですね。
きょうは6月初めに出逢った「チリアヤメ」をお届けします。

南アメリカ原産です。
日本には大正4~5年に渡来したそうです。
関東以西の平野部では野生化しているようです。

丈8~12センチ程で小ぶりですが、3センチ程の鮮やかな
青紫色のプロペラ形の花がよく目立ちます。
花びらの基部は濃紫色です。
葉は線状で細く、葉先が尖ります。

6月下旬にもう一度逢いに行ったら、もう、花の姿はなく
代わりにナガミヒナゲシの実に似た実がいっぱい目につき、
中の種がもう出ているものもありました。
大量の種子を作ってばら撒き、どんどん増えていって
いるようです。


花期は4~6月です。
アヤメ科の植物です。

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「アガパンサスにナミアゲハ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(^^)。

シマオオタニワタリ

数日前の夕方、カクレミノにコゲラの幼鳥が2羽、
お出ましになりました(^^)。
ザクロの赤い花ビワの黄色い実
目立つようになってきました。

きょうは東山温室前館にある「シマオオタニワタリ」を
お届けします。
熱帯アジア原産で沖縄に分布しています。
樹皮や岩に着生している着生植物です。

随分前に紹介した、沖縄で見たオオタニワタリ
どう違うのかな?
ググったら、オオタニワタリは葉の縁近くまで
胞子が付いているそうです。

この「シマオオタニワタリ」は葉幅の半分程までしか
胞子が付いていないそうです。

チャセンシダ科の植物です。

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
そこからコメントして下さいm(_ _)m。