タカノツメの冬芽

昨日19日、ここ名古屋のソメイヨシノが咲いたとの便りが
ありました。いつもより少し早めの開花とか・・。
きょうはお彼岸の中日、春分の日、風が強く吹きましたね。
昔から3月は強い風が吹く月と言われています。
車窓から見た公園の芽吹いた柳の枝もすごく揺れていました。

さて、先日出かけた里山の林縁で「タカノツメ」の冬芽に出逢いました。
「タカノツメ」というと唐辛子を思い出しますが、冬芽が
「鷹」の「爪」に似ているので、名付けられました。
冬芽は、長さ5~10ミリ程の卵形でした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

写真真ん中の緑褐色の芽鱗に包まれたのが冬芽です。
葉が落ち、枝に痕跡が残ります。それが葉痕で、
この写真では冬芽の下にある細い三日月状の部分が葉痕です。
葉痕の中に点々とあるのは維管束(水や養分の通り道)の痕です。
ピン甘になってしまい、わかりにくくてすみません(汗)。

高さ5~15メートル程の落葉樹で、樹皮は灰白色で、ポツポツの
皮目がありました。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

ウコギ科の植物です。

過去記事はこちら→
タカノツメの新芽
タカノツメの実
タカノツメの黄葉

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