朝からこちらも台風で大雨、暴風警報が出ました。
一時、風雨が強かったですが、たいしたことはなくすむ
と思います。
皆様のところは大丈夫でしょうか?
被害があっても最小で済むようお祈り申し上げます。
さて、きのう、近所の住宅地の中の畑でオクラの花と実が
まだ見られました。
きょうは先日、瀬戸市に行った時に撮れた「ヤブマオ」を
お届けしたいと思います。
「藪苧麻」と書きます。
ヤブマオはカラムシと近縁で、カラムシの別名であるマオに
藪を頭に付けて名付けられました。
かつてはカラムシと同様に茎の植物繊維から糸を紡いで
布を織りました。
山野の草地や林縁部などにふつうに見られます。
茎は枝分かれせず、草丈は1~1.2メートル程にもなり、大きめです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
写真のは、葉柄も長めで葉はほとんど水平に広がり、横たわって
おり、存在感がありました。
葉は向かい合って付き、長さ10~15センチ程、幅の広い卵形で、
先の方は尾状に尖っています。
葉の縁のギザギザは、はっきりしており、葉脈が目立ちます。
特に3主脈と2次側脈がはっきり現れています。
雌雄同株で上部には雌花序が見えます。
長い穂状花序です。
花のかたまりは密に付いています。
茎は無毛で丸四角形で4稜ありました。
花期は、8~10月です。
北海道、本州、四国、九州に分布します。
イラクサ科の植物です。
台風、凄いですね。そちらは大丈夫でしたか!?
この植物から繊維をとって紡いだとは…昔の人の知恵は凄い、と改めて思いました。
miniさん、こんばんは。お気遣いいただき有難うございます。お陰様で午後からは警報が
注意報にかわり、時々雨が降る程度になりました。
miniさんちは大丈夫でしたか?
昔はヤブマオやカラムシの茎を煮出して繊維を取ったとのこと、手仕事でコツコツと手間暇かけたんですね~ホント、頭が下がります。