気温も上がり、朝から桜並木の道はお花見の人たちで
にぎわっていました。
あす、あさっては入学式もあるようで、何とかお天気が
もってくれると良いのですが・・。
さて、きょうは「シデコブシ」を紹介します。
最近、こちらでは栽培種が街路樹にもよく使われています。
里山の、あるお宅の庭に咲いていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
園芸用の苗木を植えられたのでしょうが、あまりに綺麗なので
≧[◎]oパチリさせていただきました。
「四手辛夷」と書きます。
花の形が「しで」(四手、紙垂)に似たコブシのような花を
付けることから名付けられました。
花色は白またはピンク色で、直径は6~11センチ程です。
葉が出る前に花が咲き、花びらは9~25枚程あるそうです。
本州の愛知県、岐阜県、三重県の一部にのみ分布します。
丘陵地の水がしみ出す湿地などに自生しています。
自生種は絶滅危惧II類になっています(愛知県、岐阜県)。
三重県では絶滅危惧IB類です。
モクレン科の植物です。