センダンの種

こちらは午前中に雨が上がりました。
曇り空ですが、梅の花も満開に近くなり、藪の白椿も次々咲いています。

先日、川べりにあるセンダンの木、わずかに残った実をムクドリや
ヒヨドリが丸呑みにしているのを見かけました。

きょうはこのセンダンの実の種を取り上げます。
道に落ちていた実を拾ってきました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

実の表面はセルロイドっぽい薄い外果皮に覆われていますが、
しわしわだったせいか中果皮とくっつき気味でした。

このやや粘つき白っぽい脂肪のような果肉をとると、中から硬い
殻のような種が現れました。種の上下には穴が開いていました。
水で洗ったので、画面右真ん中の種は水がしみた色になっています↓
(乾くと薄茶色になります)

ところが、これは種ではなくて内果皮ということが後でわかりました^^;

1センチ程の内果皮には4つのでっぱり(稜)のあるものが2個、
5つのものが4個、6つのものも1個ありました。(7個のうち)

試しに4つの稜のものと5つの稜のある硬い木のような内果皮を割ったら、
中から黒い皮に包まれた7ミリ程の細長い種子がそれぞれ4個と5個入って
いました。

横割り↓

すごい!これが種だったんだ~。

過去記事→センダンの花センダンの実センダンの実 その2

2 Replies to “センダンの種”

  1. 種が4つ入りと5つ入りのバージョンがあるんですね。
    果皮のでっぱりも、実を開けてみて納得☆って感じでしょうか。
    けっこう硬そうに見えますが、これを鳥は丸呑みなんですか?!
    慌てて食べて詰まらせないと良いな、と思います(笑)

  2. miniさん、こんばんは。
    種が6つ入りのもあるんですよ。アップしそこなってしまいましたが・・^^;
    鳥は実を丸飲みし、果肉は消化され、種はお尻から出る・・ということですね。
    きょう、道端で白く乾燥した、おびただしい数のセンダンの種を見ました。
    ムクドリの置き土産かな(笑)

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