ヒカゲノカズラ

雨があがり、日が射し暖かい朝です。
先週、二月の風に当てなきゃと、実家から持ってきて飾った
お雛様もうれしそう。
花瓶に生けた桃の花や菜の花も蕾を開いて八部咲き♪

さて、きょうは「ヒカゲノカズラ」をお届けします。
「日陰の蔓」と書きます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

薄日の射す林の道端に生えていました。

つる性のシダ植物です。

茎は長く伸びて枝分かれしますが、他の植物の上に這い上ることはなく、
地面を這い、所々から根を出して広がっていました。

触ると、柔らかくふわふわしています。

北海道から九州に分布しています。

ヒカゲノカズラ科の植物です。

ネズ

皆さま、こんにちは~♪
近くの紅白の梅が香りも豊かに綺麗に咲き誇っています。
きょうはこちらは四月の陽気で、とても暖かな日和です。
久々にマンションの花壇に水遣りをしたら、
ダブル・レインボウが見えました^^v
花壇のチューリップの芽もうれしそうでした。

さて、きょうは「ネズ」をお届けします。
「杜松」と書きます。

尾根の痩せ地のそこここ、赤松の立ち枯れ跡などに
点在していました。↓

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お日さまが好きなようですが、生長は遅いそうです。

ネズの硬い針葉をネズミ除けに使っていたことから、
ネズミを刺すという意でネズミサシとなり、
それが縮まって名付けられました。

中には6~7メートルある木もありました↓

(真ん中がネズで後ろに見える木はソヨゴです。)

岩手県以西の丘陵や山地に生える常緑針葉樹です。

雌雄異株です。

実が付いていた株がありました。↓

実は球形でよく見ると3つの突起があり、径8~10ミリで白緑色でした。
翌年、あるいは翌々年の秋に黒紫色に熟すそうで、鳥に食べられて
種が散布されます。

葉は1箇所から3枚出ます。(3輪生と言うそうです)

実は杜松子(トショウシ)と呼ばれ、中国では古くから漢方薬
として利用されているそうです。

また、盆栽に仕立てたネズは杜松(トショウ)と言います。

実をひとつ採らせてもらってつぶしたら、ジントニックの香りがしました。

葉の先端は鋭く尖って触ると痛く、裏の白い筋は気孔線だそうです↓

気孔線とは、空気の通り道となる気孔がたくさん並んでいる所です。

ヒノキ科の植物です。

エナガ

きのう、久しぶりに森へ行きました。
午後から出かけたのですが、青空に下弦の月がかかっていました。
森の中でもきのう行った所は荒れていて、アカマツが多かったのですが、
枯れているのが目立ちました。その他はネズやソヨゴが多かったです。
ソヨゴの実 が、まだたくさん付いていました。
周囲の山を見渡すと、春の気配が少ししましたが、まだ花とてなく・・。
帰り道で、流れがあり、そこに「エナガ」が群れていました。
それで、きょうは植物写真館?はお休みして・・_(・_.)/ コケッ、
勝手に野鳥写真館に・・ヾ(^^;)、ごめんなさいね・・m(_ _)m

では、初撮りした「エナガ」をお届けします^^。

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尾が長く、体長の半分程は尾でした。

頭は白く、首は短く、眼を通る黒い線が印象的でした。

チーチーチー、ジュリ、ジュリと鳴いていました。
とっても愛くるしい鳥さんでした。