コニシキソウ

おととい、久しぶりに、こちらでは有名な老舗和菓子屋で
一服しました。
立礼式の茶席も併設されており、街中とは思えないほど、静かで
しっとりとした味わいのある所でした。
網代編みの天井から床の間に目を移すと、竹籠の花生には黄色の
オミナエシと濃いピンクのシュウメイギクが生けられていました。
さっそくお抹茶セットを頼みました。
「瀧津瀬」という葛饅頭や、桔梗を模った干菓子などが付いて
とても美味しかったです。
淡いピンクのシモツケが咲いている庭には、モンシロチョウが
来ていました。

さて、きょうは「コニシキソウ」をお届けします。
「小錦草」と書きます。

かんかん照りのアスファルトの割れ目に生えていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

道端や畑、荒れ地に這って広がります。

葉は長さ5~15ミリ程。

葉の真ん中あたりに赤紫色の斑紋があるのが特徴です。

また、茎には白い毛が多いのも特徴だそうです。

ただ、ただ暑くて、花のアップを撮りそこねましたが、もう実も
できており、実の表面にも毛が生えていました。
実と花の写真がはっきり写せず、残念です。(>_<)

北アメリカ原産の帰化植物です。

トウダイグサ科の植物です。

ネコノメソウ

きょうは暖かい一日でしたね。

きのうの続きで、きょうは「ネコノメソウ」をお届けします。

北海道~本州に分布しています。

田の用水路など水を好み、水辺の中にも生えたりします。

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葉は向かい合って付いています。

ランナー(走出枝)があります。

開花時は上部の苞や葉は黄色味を帯びます。

花後は緑色となるそうです。

花といっても花びらはありません。ガクだそうです。

ハルノノゲシ

随分と雨が降りましたが、きょうは途中から止みましたね。

「ハルノノゲシ」が道端で咲いていたのでお届けしましょう。

「春の野芥子」と書きます。
別名 はノゲシ と言います。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

 

名前にケシ(芥子)と付きますが、ポピー(ケシ科)の仲間では
なく、キク科の植物です。

タンポポと違って茎の先に複数の花を付け、茎の途中には葉っぱが
付いています。

 原産地 はヨーロッパですが、世界中に帰化しているそうです。
茎は太く、中は空っぽで、折ると白い乳液が出ました。
青臭い匂いがしました。

葉っぱは鋭いギザギザのように見えますが、触っても痛く
ありませんでした。
食べられます。