ミズバショウ

随分お休みしてしまい、はや、ゴールデンウィークとなりました。
おととい、グリーンロードを走ったら、藤の花がそこここに
いっぱい見られました。
皆様はゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?

きょうは豊田の湿地で見つけた「ミズバショウ」をお届けします。
「水芭蕉」と書きます。
水気の多い湿地に生え、葉が大きくてバショウの葉のようなので、
名付けられました。

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湿地の中に、これ一株だけ生えていました。

白い花びらのような部分は、じつは花ではなく、葉が変形した
ものだそうです。
仏像の背中にある光背のように見えることから仏炎苞(ぶつえんほう)
と呼ばれています。
花は真ん中にある黄緑の棒状の部分にあるようです。

葉は花の後に出ます。

低地では4~5月、高地では5~7月に開花します。

兵庫県以北の日本海側に分布するそうです。

サトイモ科の植物です。

*ここで皆様にお礼を申し上げます。
fabも先月で丸5年が過ぎ、この5月から6年めを迎えることができました。
ここまでやってこられたのも、皆様の応援があったからこそです。
本当に有難うございます。
そして、これからも応援よろしくお願い申し上げますm(_ _)m。

ヒカゲノカズラ

雨があがり、日が射し暖かい朝です。
先週、二月の風に当てなきゃと、実家から持ってきて飾った
お雛様もうれしそう。
花瓶に生けた桃の花や菜の花も蕾を開いて八部咲き♪

さて、きょうは「ヒカゲノカズラ」をお届けします。
「日陰の蔓」と書きます。

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薄日の射す林の道端に生えていました。

つる性のシダ植物です。

茎は長く伸びて枝分かれしますが、他の植物の上に這い上ることはなく、
地面を這い、所々から根を出して広がっていました。

触ると、柔らかくふわふわしています。

北海道から九州に分布しています。

ヒカゲノカズラ科の植物です。

ハマウド

同じく、海岸の荒地で冬眠中?のハマウドに出会いました~♪

きょうはこの「ハマウド」をお届けします。

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まだ、ロゼット状態?で茎は直立してませんでした^^;

「浜独活」と書いて、浜に生えるウドの意です。

葉は、普通3枚ずつがひとつの組になった形をしており、
それぞれの葉は
卵のような形のが多く、先は鈍く尖っており、
表面は濃緑色で光沢があります。

葉の裏はやや白っぽいです。

葉と茎の赤い筋が特徴です。

茎、花を天ぷらや炒め煮にして食べるそうです。

関東~九州の海岸の砂地等に生えます。

セリ科の植物です。