コチャルメルソウ

県内にあるバードシャワーで有名な山に行く途中の渓流沿いで、
「コチャルメルソウ」と出会いました。

「小哨吶草」と書きます。

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花びらは5枚あり、魚の骨のよう・・。
1枚の羽状の花びらは、9つに切れ込んでいるもようです。

葉は緑色で浅くギザギザがあり、葉の両面には粗い毛が
こんなふうに生えていました。

雄しべは5つ、雌しべはひとつでした。

実はこんなふうでした。

本州、四国、九州に分布しているそうです。

ミカワチャルメルソウの実

一週間のご無沙汰でした。
あっという間に季節が進み、ゴールデンウィークまっ只中!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はミカワチャルメルソウの実を探してきましたヨ。
きょうはその「ミカワチャルメルソウの実」をお届けします。

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もう、魚の骨のような花びらはなくなっていました。

中はこんなふうになっていました。

実の形、チャルメラの形だったよね。

ミカワチャルメルソウ

きょうは、果実の形を中国の楽器チャルメラに見立てた、
チャルメルソウの仲間の「ミカワチャルメルソウ」をお届けします。

   「三河哨吶草」と書きます。

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低い山の森の中の川沿いの薄暗く湿った所に
数株生えていました。

葉は根元だけにあり、縁に不揃いなギザギザがあります。

そこからすーっと伸びている茎は、高さ30~50センチ程で、
毛が生えています。

その茎の上の方に、互い違いに花が付いていました。

「花はどれ?」

じつは魚の骨のような形をしているのが花だそうです。
普通5枚ですが、たまに6枚のもありました。

紅紫褐色で羽状に7裂していました。

花の大きさは径7ミリ程で、ガクは直立していました。

愛知、岐阜、長野、静岡県に分布しているそうです。

チャルメルソウの変種とされています。

とてもユニークな花ですね。

ユキノシタ科の植物です。