キガンピ

おとといまで鳴いていたツクツクボウシも、どうやら
姿を消したようです。
きょうは曇り空ですが、夏の疲れが出たような(笑)
カーテンを洗いました。

さて、きょうは、植物園にあった「キガンピ」をお届けします。
「黄雁皮」とかきます。

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高さ1メートル程でした。

落葉する低木です。

花の時期は7~9月だそうです。

黄色の花のように見えるのは、ガクだそうで、先が4つに分かれています。

「ガンピ」といえば、和紙の原料となるもの、と学校で覚えましたね。

葉が向かい合って付いているのが、ガンピと違いますが、
「キガンピ」も樹皮はガンピ同様、和紙の原料になるそうです。
樹皮は褐色でした。

近畿地方以西の本州、四国、九州に自生するそうです。

ジンチョウゲ科の植物です。

ハンミョウ

先日、池のほとりでシオカラトンボとかイソノキなど見ていたら、
カンカン照りの川原で、偶然にも初めて「ハンミョウ」におめもじしました。
「斑猫」と書きます。
別名はナミハンミョウと言うそうです。
写真を撮ろうとして近づくとすぐ飛んで移動し、「わ~い!おいらは
こっちだよ!」と後ろを振り返ります。
度々これが繰り返されるため、またの名を「道教え」というそうです^^。
進むべき道を教えてもらったか?って??
ま、ま、ま・・(笑)

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それにしても、とてもカラフルな色あいの後ろ姿、目立ちます!
青、赤、黒、緑、白・・。
まばゆいばかりの金属光沢。

どうもお食事中のような・・?
ご馳走にされたアリさん?

前にまわって、ちょっとお顔を拝見。
フムフム・・さすが肉食だけあって、ちょっと強面。
大きさは2センチ程でした。
この「走る宝石」は、本州~九州、対馬、屋久島に、
4~9月頃、出現するそうです。

ヒメシロネ

すっかり秋めいて、我が家のベゴニアの花も終盤を迎えました。

きょうは、池のほとりに咲いていた「ヒメシロネ」をお届けします。
「姫白根」と書きます。
太い地下茎が白いことから名付けられたそうです。

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葉の脇に小さな白っぽい小花が数個、茎の周りをぐるりと取り囲む
ようにして咲いていました。

高さは30~70センチ程でした。

唇形の花の直径は5ミリ程、ガクは先が尖っています。

白っぽい花は下の花びらに赤紫の模様があります。

雄しべは2つありました。

直立した茎には縦に筋があり角張っています。

縁に鋭いギザギザがある細長い葉は、向かい合って付いていました。

葉裏は白っぽく見え、葉脈が浮き出ていました。

北海道~九州の湿原のまわりなどに分布します。

シソ科の植物です。