コバノカモメヅル

日中、まだ蒸し暑いですが、吹く風もどこか秋めいてきました。

きょうは「コバノカモメヅル」をお届けします。
「小葉の鴎蔓」と書きます。
カモメヅルより葉が狭いことからこの名が付いたそうです。
が、カモメヅルはまだ見たことがありません^^;

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

つる性で、葉は向かい合って付き、直径7~9ミリ程の
暗紫色をした星型の花を付けています。
花びらは5つに細く深く裂け、先端はややスクリュー状に
捩れています。

白っぽい中央部のまわりには、花びらと同じ色の小さな
副花冠があります。
「副花冠」とは、花びらと雄しべの間にある花びらに似たもの
をいいます。

本州の関東地方、中部地方、近畿地方の山野の草原や湿地
に分布します。

ガガイモ科の植物です。

ツマグロヒョウモン その3

きょうはブルースターに蜜を吸いに来ていた「ツマグロヒョウモン」
をお届けします。

♀のようでした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

青い花、ブルースターはガガイモ科の植物です。
もう、ガガイモ科の特徴ある細長い実(右端)を付けていました。

「ツマグロヒョウモン」に関する過去記事は
こちら↓

ツマグロヒョウモン ツマグロヒョウモン その2

オオヒキヨモギ

朝晩、急に涼しくなりましたが、マンションのケヤキ等からは
クマゼミやアブラゼミの声が聞こえています。
先日、東京へ行った時はミンミンゼミが鳴いていました。
里山ではヒグラシが鳴いていました。

さて、きょうは里山にあった「オオヒキヨモギ」をお届けします。
「大引蓬」と書きます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

低地のやや乾いた草地や山道の崖に生えます。

茎はしなだれていました。

葉の縁にはギザギザがあり、ヨモギの葉に似ています。

花には毛が密に生えています。

5裂したガクにも、やはり毛が密に生えています。

関東地方以西と四国に分布するそうです。

ゴマノハグサ科の植物です。