コナアカミゴケ

オリヅルランの花が咲きました。
白く可憐な花は夕方には閉じます。

きょうは古い写真ですみませんが、この5月の連休に里山へ
出かけた時に発見した地衣類をお届けします。
荒地の岩肌に、赤いマッチ棒のようなもの、見っけ!

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

最初、苔かな?小さなきのこかな?と思ったのですが、
帰宅して調べたら「コナアカミゴケ」のようです。
「粉赤実苔」と書きます。
でも、コケという名前が付いていますが、苔では
ありませんでした_(・_.)/ コケッ。
藻類と菌類とが共生する「地衣類」に属するそうです。

1つ1つの赤い実は直径で2~3ミリ程の「子器」(しき)
と呼ばれる部分で、この中に胞子が作られるそうです。

1つの子柄(長さ1~3センチ程)に赤い実が1つなので
「コナアカミゴケ」としました。

間違っていたら、教えて下さいm(_ _)m。

アカミゴケの仲間です。

本州、四国、九州、沖縄に分布します。

ハナゴケ科だそうです。

ザミオクルカス・ザミーフォリアの花

実家のクチナシが咲きました。
そして、一時はこれで今年は終わりか?と思ったバラ、
ミスティー・パープルがまた次々に咲いてきました。
ユキノシタの花は終わり、ピンクのアジサイがたくさん咲いてきました。
つまり、実家の庭はアルカリ性土壌ということですね。
また、マンションではサツキツツジは終わりましたが、
ベランダのレモンに花が咲きました。
卵を産みつけようときょうもレモンの葉に、アゲハ蝶等が
頻繁に来ています。

さて、5月はじめのことですみません^^;
ザミオクルカス・ザミーフォリアの根元に
皮をかぶった花はオモトのような?、そして姿はニョロ~っと
したものが付いている(画面左側手前)のを発見!

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

さっそく調べると、やはり花で、ザミオクルカス・ザミーフォリアの
花でした。

花の部分をアップで・・↓

それから20日間ほど観察していたら、だんだん、苞が
開いてきました。

シメシメ・・と思っていたのですが、
待てど暮らせどだんだん何だか元気がなくなって、
とうとうきのうお釈迦になってしまいました。
フード?(苞)を脱ぐ所を見たかったのですが、残念でした。

ちなみにサトイモ科の植物で、同じ仲間にスパティフィラム
などあります。

ユリの伝統

去年よりユリの開花が早いとか・・、近くの公園では、ユリは
そろそろ終わりがけでした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ユリは名古屋の市の花です。
写真のは園芸種です。

さて、きょう、久しぶりに「植物と行事」という本を読んでいたら、
偶然「ユリの伝統」という項目がありました。
なかなか興味深い内容でした。

6月17日に奈良の率川(いざかわ)神社で三枝(さいぐさ)祭りが
行なわれるそうです。
三枝はササユリのことで、このササユリの花を手にした4人の巫女
が舞う神事だそうです。
また、百合根は日本の伝統食料など・・。
あと、ユリの語源等・・。

詳しくはこちらを↓
湯浅浩史著  植物と行事~その由来を推理する~ 朝日選書478

<余談>
ネットで率川神社を調べたら、「いさがわ」神社となっており、
三枝も「さいくさ」となっていました^^;;