ママコノシリヌグイ

ここ2~3日前からベランダでキリギリスのような声が聞こえます。
明け方まで雨が降っていましたが、今は止んでいます。
梅雨空で、動くと暑く汗もしたたり落ちますが、陰で休んでいると
汗も引き、風が心地よいです。

きょうは「ママコノシリヌグイ」をお届けします。
「継子の尻拭い」と書きます。
茎に下向きの鋭い棘を持ち、継母(ままはは)が継子(ままこ)
のお尻をこれで拭いて、継子いじめをする例えで名付けられたようです。
花はソバの花に似て、棘があるので別名はトゲソバだそうです。
流れや池の周辺など湿り気のある所に生えています。

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葉は三角形で、茎はつる状になり、四角ばっていました。

花はミゾソバによく似ています。

開いた花↓

北海道~九州に分布します。

タデ科の植物です。

アシダカグモ

きのうまで洗濯はおあずけ、今朝、やっと青空が見えました^^。
でもまだベランダの手すりには雨粒が付いたまま・・。
きょうも古い写真ですがお許しを・・^^;

今年2月1日の朝、部屋の中で発見!

クモ嫌いの方にはごめんなさい。

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部屋のどこかで越冬中だった?が・・
昼夜を間違えて壁伝いに出てきてしまったのか?
写真を撮らせてくれた後、足早に冬眠中の場所へ戻って行った?らしい。

調べたところ、アシダカグモ(脚高蜘蛛)という名で、ゴキブリの
天敵という”益虫”で、無毒でおとなしいクモだそうです。
屋内で見かける大きなクモで、5年前後の寿命だとされています。
帰化種で、分布の中心は熱帯・亜熱帯地域だそうです。
日本での生息地は、茨城県以南の本州、四国、九州の人家とのこと。
また、日本に生息する網を張らない徘徊性のクモとしては最大だそうです。
姿を現したクモは3~4センチ程でしたが、大きいものでは足を広げた
大きさがCD1枚分程のアシダカグモもいるそうです~∑(=゚ω゚=;) マジ!?

暗い所でガサッと音がしたり、大きなサイズのクモが顔の上に現れたら、
さすがに心臓に悪いですが・・。
そういえば思いだしました。
昔、お寺のトイレに入ったら、ゴムでできたようなホントに大きなクモ
がいて、脂汗もので体は硬直状態でしたヾ(≧Д≦*)ゞ 。
あれはいったい何グモだったのかな?
ひょっとしてアシダカグモ?!

さて、私め、数年前からクモの巣の模様の美しさに目覚め、
クモを見直しました。
ちなみにクモの巣模様付きTシャツ、持ってま~す♪

ニワハンミョウ

梅雨の中、ザ・フェアリーが 2輪咲きました。
この頃、取材に行けてないので、植物ネタでなくてごめんなさい。
きょうは虫嫌いの方にはご難ですが、虫にお付き合いくださいヾ(^^;)

それは日当たりのよい砂地の空き地に見られました。
光沢がない黒っぽい色の目立ちにくい虫が、すばやく
動きまわっていました。

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動きや虫の形から、あ、ハンミョウかも?と思いました。
よく見ると上翅に白い小さな紋がありました。
でも、以前に見たハンミョウとは違い、地味な色です。
さっそく調べると「ニワハンミョウ」でした、

人家のまわりから山地まで、広い範囲で見られ、
個体の数も多いそうです。
地面を動き回り、他の虫を捕らえて食べるようです。
この写真は5月に撮りましたが、4~10月に出現するようです。

北海道、本州、四国、九州 に分布します。