ナスの収穫

昨日の朝、クマゼミの初鳴きを聴きました。
もう少ししたら、梅雨明けかな・・。

さて、輝くばかりの紫黒色の肌が魅力!
って、何のことか?わかります??

正解は「ナス」。
きょうはこの「ナス」をお届けします。
キュウリと同じ日にベランダの大きめの鉢に一苗を植え付けたものです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

俗に「ナスに無駄花はない」といわれますが、実際にはかなり
落花がありました^^;

採れたては、実がつやつやしており、張りがあり、ヘタについている
トゲがチクチクするほどしっかりしています。

我が家のは「千両」という品種です。

収穫第1号は13センチ程ありました。

ナスの実の皮はツルツルピカピカですが、葉や茎、ガクには
星状毛(一カ所から多方向に分岐して放射状になっている毛)が
あります。

葉裏↓

茎↓

ヘタには鋭い棘があり、私も昔、刺がささった経験があります、
メチャ、痛かった~!ご注意下さい。

昔から、縁起のいい初夢として「一富士、ニ鷹、三茄子」と言いますが、
「茄子は成すに通じる」ことから茄子は縁起物として扱われます。

古くからなじみのある、夏の代表的な野菜ですね。
焼きナスを初め、塩もみ、油炒め、テンプラ、漬物、味噌田楽など・・
いいですネェ。

英語ではナスはエッグプラントと呼ばれ、卵形や丸形もあり、
実の形や用途も多彩ですが、以下に代表的なものをあげてみます。
小なす-3センチ程の小さなナスで、辛子漬けなどに使用。
丸なす-丸くて大きい、京都の賀茂ナス。
長なす-仙台ナスは極細長で先端が尖っており、皮が柔らかい。
あと、大阪府泉州の水ナスなどもありまね。

そうそう、昔から「秋ナスは嫁に食わすな」といいますね。
これは、ナスは食べると体を冷やす効果があるので、
大事なお嫁さんが体を壊さないように、
秋になって涼しくなったら、体を冷やすナスは食べさせるな、
という気遣いから来ているそうです。

原産地はインドです。熱帯植物です。
天平勝宝2年(750年)東大寺正倉院文書にナス献上の記事があるのが
日本最古の記録とか・・。
「倭名類聚鈔」では「奈須比(なすび)」という字をあてていたそうで、
あとに宮中の女房言葉で「なす」となり、それが広まって現在に・・。
漢名は茄子、別名は落蘇、崑崙紫瓜というそうです。
日本人好みの淡白な味は江戸時代から促成栽培が行われるほど、
重要な野菜だったらしい。

ナス科の植物です。

過去記事はこちら→シロナス

オニタビラコ

昨日は雨がしっかり降りましたが、きょうは雲間から
薄日も時々射しています。
アオスジアゲハが飛んでいます。
なぜか?コシアキトンボの姿は見えません。

さて、きょうは「オニタビラコ」をお届けします。
「鬼田平子」と書きます。
タビラコに「オニ」(大きい意味)という接頭語が付き、名付けられました。
ちなみに、田平子とは、葉が田の面に放射状に平らに広がることから 
“田平”子となったようです。

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茎が高く伸び、道端で普通に見かけます。

一見、控えめに見えるオニタビラコですが、栄養分の多い場所では
株立ちとなって、高さ1メートル程の高さになるようです。

日本全国のみならず、世界に広く分布しているそうです。

キク科の植物です。

キュウリの収穫

車で出かけたら、窓からノウゼンカズラとニンジンボクが見えました。
ナンキンハゼの雄花も見えました。

きょうは「キュウリの収穫」についての記事をお届けします。

5月の22日にお花屋さんでキュウリの苗を買ってきて植えました。
2年ぶりのベランダ栽培です。
それまでは毎年ゴーヤを栽培し、緑のカーテンにしていましたが、
今年は新しいものにチャレンジしようと・・^^。

日本では平安時代には既に栽培されていたといわれる胡瓜(キュウリ)。
胡瓜の「胡」という字は、シルクロードを渡って来たことを意味して
いるそうです。
インド・ヒマラヤ山麓原産のつる草です。

そんなこんなで・・
初めてキュウリをやってみるということで、
深めのプランターに2苗植えました。
しばらくは枯れないように・・と、それだけが気がかり~♪

6月10日に初めて花が咲きました。
早朝の開きかけの花↓

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1時間後の花↓

茎には、触ると少し痛い毛(刺毛)がいっぱい付いています。

それから毎日、花が次々と咲いては落ち、やがて数日経って、
小指の太さよりずーっと細い実が生り出しました。

葉は互い違いに付いており、手の平よりずーっと大きく、
こんな形です。

葉表のアップ↓

葉裏のアップ↓

葉の表も裏にも刺毛(しもう)がいっぱい!

さて、今朝、食べ頃のサイズになったキュウリを発見!

さっそく第一号のキュウリを収穫しました。

22センチ程の大きさでした。

実にも刺がありました。さすが、採りたては違いますネッ(^_-)-☆

計測の後はもちろん刺は布で拭いとり、そのままお口に・・(笑)
自分で育てたせいか、味も食感も今までの人生で最高でした!
ご馳走様でした~(^人^)。

ウリ科の植物です。