ホソバノツルリンドウ

きょうは昼間は外を歩くと暑いくらいだったのに夕方から急に
冷え込んできました。
なので、夜は鍋にしました^^。
一週間のご無沙汰でしたが、蛇峠山の植物をお届けしたいと
思います。

朝露がまだ残っている8時半頃に山に入って、20分程歩いて
見つけました。
ホソバノツルリンドウ(細葉の蔓竜胆)です。
他の植物にからみついて伸びるつる性の植物です。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ツルリンドウに似ていますが、茎は細く緑色です。

細い葉が向かい合って付き、披針形で先は長く尖っています。

蕾のもありました。

葉は主脈のみ目立ちます。

長い柄があり筒状の花は、先が4裂しています。

花が下を向いているので、失礼して・・^^;

雌しべの先の柱頭が見えています。

11時頃、こんなにたくさん花が付いていたのを発見!↓

北海道、本州、四国の山地に分布します。

リンドウ科の植物です。

峠の秋

先日、初めて長野県の蛇峠山(標高1664メートル)に行って来ました。
私にしては、めちゃ早出して行ったので、途中の気温表示は
5度と出てめげそうでした。
でもお日様が出てきて、素晴らしい紅葉を見たら、そんな気持ちは
吹っ飛んでしまいました(笑)。
きょうは蛇峠山の風景をお届けしたいと思います。
ご用とお急ぎでない方はしばしお付き合い下されば幸いです。

写真は時間の流れに沿って並べました。(9時半~13時半)

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

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クコ

昨日と今日の午後、南の庭にエナガの群団が訪れました。
そして昨日、近所を歩いていたら、雑木林を囲むフェンス越しに
小さな淡紫色の花がひとつチラッと見えました。

きょうはこの花「クコ(枸杞)」をお届けします。
角の明るい場所に生えていました。

葉は2~3センチ程で柔らかく、節に数葉ずつ集まって付いています。
1~2センチ程の小枝の変化した短い刺が互い違いに付いています。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

角を曲がると、あ、まだ二つ、三つ咲いていました。
直径1センチ程の小さな淡紫色の花ですが、整った綺麗な花です。

横顔です^^↓

開花期は夏~初秋です。

細くて華奢な体つきをしていますが、落葉低木だそうです。

葉を乾燥したものは枸杞葉(くこよう)、成熟した実を乾燥した
ものは枸杞子(くこし)、根の皮を乾燥したものは地骨皮(じこつび)
として古くから利用されています。

ナス科の植物です。