クルマバハグマ

 

昨夜の雨で涼しい朝を迎えました。
昨日のお約束どおり、きょうは「クルマバハグマ」をお届けします(*^^*)。
おにぎりを食べていると、乳岩峡谷の山側に、大きな葉が輪生状に
付いている植物が目にとまりました(^_^)V。

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「クルマバハグマ」でした。
草丈は 50~80センチ程でしょうか。
花が付いているかな?と近づくと花ではなく蕾でした。
開花には少し早かったようですが、初めて実物を見ることができ、
とてもうれしかったです。

「車葉白熊」と書きます。
葉が車状につく白熊(ハグマ)ということから名付けられました。

葉は茎の中心に7~8枚が輪生状に付いています。
葉の長さは20センチ程で先が尖り、基部は楔形で無柄です。

蕾は硬く、鱗状に紫色の模様が規則正しく並んでいるように
見えます。

花はコウヤボウキに似ているそうです。

あと、10日~2週間程したら咲くかしら?

本州(近畿地方以北)に分布します。

キク科の植物です。

併せて読みたい過去記事はこちら→エンシュウハグマ
モミジハグマ

乳岩洞窟

昨日、久しぶりに奥三河に出かけました。
初めて利用した新東名はトンネル、またトンネルで、結局「新城」で
降りるまでに15個もトンネルを通り抜けました・・ふ~(^_^;;)。
「乳岩峡(チイワキョウ)」に行きました。
山道に行くまでの川床は、大きくて平坦な一枚岩が多く、
きれいな水が流れていました。
山道に入ると、所々で不安定な位置でとどまっている巨石を
見上げることができました。

さて、なおもどんどん登って行くと、遠景に、この峡谷のシンボル
でもある標高670メートルの乳岩山の南側に位置する標高400
メートルの
岩山が見えました。↓

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真下まで来たので、赤錆の階段を上って
岩山(乳岩洞窟)への入り口へ↓

ぽっかり空いた
乳岩(チイワ)洞窟 からの眺め↓

ちょっと見づらいですが、鍾乳石が白くポツポツと見える
洞窟の天井↓

洞窟の中には十数体の子安観音様が祀られていました。
こんな光景を見たのは初めてで何だか拝みたくなりました。

明日は「乳岩峡」一番の収穫の「クルマバハグマ」を
お届けしたいと
思います。

ヤマトリカブト

昨夜、雨が降ったせいか?今朝はセミの声が聞こえませんでした。
なので、少し涼しくて助かります。

さて、きょうは「ヤマトリカブト」をお届けします。
「山鳥兜」と書きます。
この花の形を舞楽衣装の一つで楽人や舞い手が頭に被る鳥兜にたとえ、
名付けられました。

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山の草地や林の縁などに生え、茎は斜上します。
葉は3~5深裂し、裂片はさらに細かく中~深裂しています。

花びらのように見えるのは、じつは、5枚のガク片であり、
一番上のガク片は、カブト形でもっとも大きく、横のガク片二つは
丸い形、下のガク片二つはやや細長い。
本当の花びらは、カブトの中にあるらしい。
残念ながら、外からはカブトの中までは見づらく、カブトを切り取る
などしないと見れなかったようです。

よく見ると、もう、実になっているのも
ありました↓。

あまりにも有名な毒草の1つです。
全草に強い毒性があり注意が必要です。

花期 は8~10月 です。

中部地方から東北地方に分布します。

キンポウゲ科の植物です。

☆<虫等がお好きな方はこちらへ>もどうぞ→
☆むしふぁぶ
本日、更新しました!きょうは「鳥」。