タブノキの冬芽

お花屋さんにはスイセン、ストック、フリージアなど
春の花が・・。
空き地などにはハコベヒメオドリコソウなど・・。
まだ寒く気温も低い日が続いていますが、
春はもうすぐそこに・・。
きょうは「タブノキの冬芽」をお届けしたいと思います。

公園にあった大きな木だったので、近くでしっかり冬芽が
撮れなかったのですが・・。

赤っぽいのが冬芽です。

冬芽は寒さから成長点を守る芽鱗で覆われて春を待ちます。
タブノキの冬芽は花芽と葉芽のどちらも入っている混芽で、
ツボミが入っていない葉だけの葉芽もあります。

樹皮↓

クスノキ科の植物です。

過去記事はこちら→タブノキの紋様

本日、ホントに久しぶりにmushifab更新しました。
「キセキレイ」です。
お立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。

ノシランの種

寒い中、早咲きの梅がもう咲いたとか・・
TVで紅梅が映されていました。
こちらでは昨日より少しだけ、日差しが暖かいと
感じています。
きょうは「ノシランの種」をお届けします。

葉は長さ30~80センチ程の線形で厚く、光沢があります。
また、葉はわずかにざらつき、先端が垂れ下がります。

美しい実のように見えるのはじつは種だそうです。
若いのは緑色です。↓

その後、コバルトブルーや↓

ウルトラマリンと変化します。↓

倒卵形の種は径9~10ミリと大きいです。
青い種皮を剥ぐと、ほぼ球形の半透明で
白っぽい玉が出てきました。
大きさは8ミリ程で少しバウンドしました。

本州(東海地方以西)、四国、九州、沖縄に分布します。
海岸近くに株立ちして自生します。

かつてはユリ科に分類されていましたが、今は
キジカクシ科に分類されています。

☆過去記事はこちら→ノシラン

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ブラシノキの実

なんやかやとあって久しぶりの更新です。
今夜は皆既月食ですね。
もう少ししたら始まるようです。
きょうは独特の形と習性を持つ「ブラシノキの実」
をお届けします。

ブラシの木の実は熟して落ちることがなく、
何年も木についたままのようです。

原産地のオーストラリアでは、多発する山火事や
極度の乾燥時に、初めて実の中のたくさんの
細長く細かい種が飛び散り発芽するそうです。
子孫を増やす工夫のひとつですね。
フトモモ科の植物です。

過去記事はこちら→ブラシノキ