コモチマンネングサ

早朝からカラスや小鳥の声、幼鳥の声もにぎやかに
聞こえてきたので早起きしてしまいました。
梅雨空にアガパンサスの花が揺れています。

きょうは里山で出逢った「コモチマンネングサ」を
お届けしたいと思います。
「子持ち万年草」と書きます。
葉の付けねに小さい芽を抱くように付け、ずーっと
枯れずに強い草という意味合いで名付けられました。

多肉質のさじ状の葉の脇に珠芽(ムカゴ)ができます。
黄色の星形の花の径は1センチ程、花びらは5枚、
雄しべは10個です。

花期は5~6月。
本州、四国、九州に分布します。
ベンケイソウ科の植物です。

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「トゲカメムシ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。

ネズミモチの花

今朝は大阪で地震がありましたね。
ここ名古屋も少し揺れましたが・・。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

さて、きょうは・・
「ネズミモチの花」をお届けします。
「鼠黐」と書きます。
実が「鼠の糞」に、葉が「黐の木」に似ている
ことから名付けられました。

革質で厚い葉の表は光沢があり、向かい合って付いて
います。
葉の形は真ん中が広く両端は尖っています。

枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)
を出し、白い小さな花を多数付けます。

花の筒部は長めで5ミリ程あります。
先は4裂しています。
雌しべと2個ある雄しべは突き出ています。

花期は6月。
関東以西の本州、四国、九州、沖縄に分布します。
モクセイ科の植物です。

過去記事はこちら→<ネズミモチの実

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「カワセミ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。

アメリカフウロ

きょう、車の信号待ちで分離帯を眺めていたら、
あのアメリカオニアザミがコンクリートの隙間から
ニョキッと立っていました。
思わずスマホで撮りました(*^^)v

きょうは先回と同じく アメリカ・・と名が付く
帰化植物です。
「アメリカフウロ」をお届けします。
「亜米利加風露」と書きます。

北アメリカ原産で、淡紫色~ほぼ白色の花は
径5~7ミリ程です。
花びらには筋模様が見えます。
花びらもガク片も5枚あります。
高さは10~50センチ程です。

葉は大きくは5つに深く裂け、更に切れ込んで
いますが裂れ込みの幅は広めです。
花が終わると長さ2センチ程の実になります。
写真上の方に二つ、右下にうっすらと三つ、
直立した緑の若い実が写っています。

雌しべは1本で柱頭は5つに分かれています。
雄しべは10本です。
茎には短い毛が密生し、ガクの縁には長い毛が多いです。

花期は5~6月で、道端や荒れ地、河原、野原で見ます。
本州、四国、九州に分布します。
フウロソウ科の植物です。

参考記事→イブキフウロ