ヘラオオバコ

午前中、アオスジアゲハやクロアゲハの姿を見ました。
カラ類の声もよく聞こえます。
あ、今、シジュウカラの姿が見えました!

きょうは、堤防で出逢った「ヘラオオバコ」をお届けします。
「箆大葉子」と書きます。
葉がへら形をしているオオバコから名付けられました。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸末期に渡来したそうです
道端に生え、葉はロゼット状で、1枚の葉は長さ10~20センチ、
幅1.5~3センチ程です。
花茎は高さ20~70センチ程です。

次々に花を咲かせながら上方へ伸びていきます。
白く花のように見えるのは、じつは花びらでなくて、
雄しべです。
それより先の部分で、白くつんつんと棘のように
突き出ているのは、雌しべの柱頭です。
さらに先の雌しべの出ていない部分が蕾です。
下半分の茶色の部分は、花が終わったところです。
蕾→雌しべを出す(雌性期)→雄しべを出す(雄性期)→実
雄しべの葯は長さ2~2.5ミリ程。

花期は4~8月です。
日本各地に分布します。
オオバコ科の植物です。
繁殖力が強いことから要注意外来生物に指定されている
ようです。

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「シオヤアブ」です。
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ホタルカズラ

昨日、今日と黄砂のせいで猿投山がぼや~っと見えます。
風は昨日より弱く穏やかで、夏日です。

さて、きょうは、山頂近くの日当たりのよい草地で出逢った
「ホタルカズラ」をお届けしたいと思います。
「蛍葛」と書きます。
青い花の中央に隆起した白い星形を蛍の光になぞらえ
名付けられました。

草丈は5~25センチ程です。
葉は互い違いに付き、白っぽい毛が多く生えています。
茎には開出毛、萼片にも毛が生えています。

蕾や咲き始めの花は紫色がかっています。
花期は4~6月です。
北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布します。
ムラサキ科の植物です。

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「ダイミョウセセリ」です。
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ユウスゲ

いつもと違う連休も済みました。
お天気がイマイチの土曜日です・・。
きょうは「ユウスゲ」をお届けします。
実家にあった「ユウスゲ」、こちらに持ってきて
7年になります。
今朝、ベランダに出たら、6年ぶりに咲いていました!
2輪も・・(^^)。
父が花壇の周りに植えていた1株です。

夕方に花開き、葉がスゲに似ているので
名付けられました。
別名は「キスゲ」です。
1本の茎の先で花序が枝分かれして、黄色の
漏斗状の花を咲かせます。

花は6つに深く裂け、雄しべ6本、長い雌しべが
1本あります。
花期は5月~8月。
本州、四国、九州に分布します。
APGⅢ分類ではススキノキ科ですが、APGⅣ分類
(2016年)ではツルボラン科に改められました。

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