コボタンヅル

台風10号で被害を受けた方々にお見舞い申し上げますm(_ _)m。
かなりの大型台風だったので、こちら名古屋でも一時は
横殴りの風雨や雷なども鳴って大丈夫か~?と思いました。
結構強い風も吹いて窓を閉めっきりにしていたのもあり、
とても蒸し暑く、一日中除湿モードでした(^^;)。

さて、3日前のお天気不安定な中、林縁にボタンヅル
のような白い花を見つけ(≧[◎]oパチリ!
帰宅して調べたら「コボタンヅル」でした。
きょうはこの「コボタンヅル」をお届けします。
コボタンヅルはボタンヅルの変種です。
小葉の大きさがボタンヅルより小さいことから
名付けられました。

茎は暗紫色を帯びていて、稜があります。
柄がある葉は向かい合って付き、2回3出複葉です。
が、単なる3出複葉か2回3出複葉か
まぎらわしいのもあります(≧o≦;)。

小葉は先の尖った長さ2~4センチ程の狭卵形で
縁には粗いギザギザがあります。

直径1.5~2センチ程の花びら状のガク片4つからなる
白い花を 十字形に開きます。
花期は8~9月です。
本州(関東地方~中部地方)に分布します。
キンポウゲ科の植物です。

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ノリウツギ

猛暑日なので、外に行く気ゼロ(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ^^;。
きょうは、山地の林縁や湿地に生える「ノリウツギ」を
在庫写真の中からお届けします (^^;)。
「糊空木」と書きます。
樹皮に含まれる粘液を和紙製造の糊に用いたことから、
名付けられました。
2~3メートルの落葉低木です。

幹は灰褐色で樹皮が縦に薄く剥がれます。

葉は向き合って付き、長さ5~14センチ、
幅6センチ程の卵状楕円形で革質、縁に細い
ギザギザがあります。葉柄は長さ1~3センチ程。
花は白色で長さ8~30センチ程の円錐状の花序に
多数つきます。
一つの花序には、白色の装飾花を数個、径4ミリ程の
両性花を多数つけます。
両性花の花びらは4~5個あり、平開します。
雄しべ10本、雌しべ3本あります。

若い実、概ね3個ずつ柱頭の跡が残っています。
装飾花は虫を呼ぶための宣伝用で、ハエが来ていますね。
白色から淡緑~淡紅色に変化します。↓

花期は7~9月です。
北海道、本州、四国、九州に分布します。
APG分類でアジサイ科の植物です。

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アカメガシワの雌花

セミが最後の追い込みのように激しく鳴いています。
が、2~3日前からグッと個体数が減りました。
今朝は朝の気温が初めて下がり、いっ時ですが、
少しだけ秋を感じました(*^^)v。
きょうは「アカメガシワの雌花」をお届けします。

花びらは無く、子房には刺状の突起があります。

雌しべの柱頭は2~4裂し、普通は淡黄色です。

雌しべには突起が密生していて、手芸や工作で使ったあの
モールの様にモコモコしています↓。

若い緑の実は径8ミリ程で、刺状突起が密生し、
先端に花柱が残ります。雌しべの柱頭が
鮮やかな赤色になるものもあるようです。

実は熟すと褐色になり、3裂して径4ミリ程の
黒い種を3~4個出します。

アップで・・。
果皮には刺状突起が残ります。

トウダイグサ科の植物です。
過去記事はこちら→アカメガシワの雄花
アカメガシワの若い実
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