クロマツ

松の内も過ぎ、気温がかなり低い日が続いていますが、
皆様おかわりございませんか?
ベランダでは「シコンノボタン」の蕾が縮こまって2つも
開きかけています。何もこの寒さの中、無理して開かなくても
いいのに・・。
きっと何かわけがあるのでしょう。
その隣で「キルタンサス」が素知らぬ顔して?咲いています。

きょうは「クロマツ」(黒松)をお届けします。
別名の男松(雄松)は、アカマツに比べて
葉が太く全体に力強さがあることに由来しているようです。
生命力が強いため、古くから長寿と繁栄を象徴する
縁起の良い木として和風庭園の主役や慶事の装飾として
使われたり、潮風に強いので、海岸域の防風林などとして
植栽され、日本画でもよくモチーフにされてきました。
海辺の常緑高木です。

雌雄同株です。
クロマツの葉は二本一組でワンセット、いわゆる二葉性の松です。
葉先は鋭く、触ると痛いです。

冬芽と去年の実↓

一昨年開花した実↓

樹皮は黒味を帯び、年を経ると亀甲状に剥離します。

本州、四国、九州、沖縄に分布します。
花期は4~5月です。
マツ科の植物です。

おまけ:
松といえば、白砂青松の景観で有名な「日本三大松原」が
ありますネ。
三保の松原(静岡県静岡市)、気比の松原(福井県敦賀市)、
虹の松原(佐賀県唐津市)をいいます。

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☆本日、mushifab更新しました。
「ニクバエの一種」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(^^)。

2021年ご挨拶

去年からのコロナ禍の中、2021年がスタ-トしました。
少しでも明るい希望が持てるような年にしたいものですネ。
皆様のお陰様で、fabも16度めのお正月を迎えることが
できました。
今年もボチボチと更新していくつもりですので、
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

きょうは、真冬に春に先駆けて、凛として咲く真っ白な水仙、
「ペーパーホワイト」をお届けします。

副花冠も花びらと一緒の白色です。
房咲き水仙の一種です。
地中海沿岸が原産で平安時代に中国から渡来したそうです。

茎には稜があり、茎の断面は楕円形で、
粉白を帯びた緑色です。
葉の先は鈍頭です。

開花期は12月~2月です。
ヒガンバナ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「キンバエ」です。
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ムラサキオオツユクサ

朝起きたら小雨が降っていましたが、午後からは晴れて
くるとの予報・・。
あ、メジロの群団が次々とケヤキに飛び移ってきました。
今年もあと数日を残すのみとなりましたネ。
年々、一年が過ぎ去るスピードが速くなる
ような気がします(・.)/ コケッ(^^;)。

さて、きょうは「ムラサキオオツユクサ」をお届けします。
さきおととい、道端を歩いていたら出逢いました。

「紫大露草」と書きます。
別名は「ムラサキゴテン(紫御殿)」と言うそうです。
高さは15~60センチ程です。
全体が紫色で、茎は這って広がります。
葉は互い違いに付き、長さ8~15センチ、幅2.5センチ、
多肉質で先は尖り、葉の基部は筒状の鞘となって
茎を抱きます。

結構寒さに強いのか、まだひとつだけ、花が咲き残って
いました。
花びらはピンク色で3枚あり、雄しべは6本で葯は黄色。

1955年にメキシコから渡来した帰化植物です。
関東地方以南の暖地の市街地の道端などで
半野生化したものもよく見かけます。
花期は6~10月。
ツユクサ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「オオハナアブ」です。
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☆これで2020年のfab、最後の記事とさせて頂きます。

一年間のご愛読に感謝申しあげます(^人^)。
今年の嫌な思いは捨て、来る年に希望を・・
皆様、良いお年を!