ナワシロイチゴの実 その2

昨日は三連休の初日、梅雨の晴れ間を縫って森へ出かけました(*^^)v 。
ぬかるんでいる所もありましたが、想定内でした。
ミゾソバが群生していました。

さて、きょうは「ナワシロイチゴの実 その2」をお届けします。
日当たり抜群の遮るもののない石巻山の頂上で、赤い実を
たわわに付けていました。
まさか、こんな所でナワシロイチゴに出逢うなんて~ (^^;)
意外でした。

中心がこんもりしているオレンジ色のボタンのようなものは、
実が落ちた果床です。

葉裏は真っ白、毛が密に生えています。
葉柄や葉裏の葉脈に刺があります。

集合果は径1.5センチ程。

実のまわりや葉裏にもなぜか?ダンゴムシがいっぱい、
姿を見せていました。
甘い実を食べに来たのかな~?

バラ科の植物です。

過去記事はこちら→ナワシロイチゴの実

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
よろしければ、そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「ミカワオサムシ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。

ヤブニッケイの実 その2

梅雨空がまた戻ってきましたね。
体を動かすと蒸し暑さがたまりません(^^;)
ベランダの壁に大きなカタツムリがゆっくりと
動いていくのを見ました。

きょうは「ヤブニッケイの実 その2」をお届けします。
足元にはタブノキの赤い花柄についた緑の実がいっぱい落ちていて、
花を付けたジャノヒゲがそこかしこに生えていた石巻山中で
出逢いました。

花は終わったようで、もう実を結んでいました。
花が終わると雌の木には、水分を含んだ実ができます。
光沢のある革質の葉は互い違いに付き、3主脈が目立ちます。
径1~2センチのほぼ球形に近い実は、最初、緑色ですが、
だんだん変化し、10~11月になると黒紫色に熟します。
鳥が好んで食べるこの種は油脂を含み、蝋燭等に使うとか・・。

本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄に分布します。
クスノキ科の植物です。

☆過去記事はこちら→ヤブニッケイヤブニッケイの実

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
よろしければ、そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「チュウゴクアミガサハゴロモ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。

ツヅラフジ

部屋の中ではカサブランカが咲き誇っています。
木曜日にベランダで1輪咲き、部屋に入れたらまた1輪咲き、
まだ蕾が残っています。
去年より花数は減りましたが、去年と同様、大輪の花が
咲いてくれました(*^^*)。
クマゼミの初鳴きは、マンションの庭で金曜日に確認しました(*^o^*)。

さて、石巻山へ行く途中、林道を歩いていたら、
葉がめちゃくちゃ繁茂している植物に出逢いました。
きょうは、この「ツヅラフジ」をお届けします。
「葛藤」と書きます。
蔓(つる)がフジ(藤)に似ており、この蔓で籠(かご)や
葛籠(つづら)を編んでいたので名付けられました。
別名はオオツヅラフジです。

林縁などに生育している落葉性のつる性植物です。
つるは樹木などに絡みつき、樹木を覆ってしまうくらい
生育していました。
葉脈がよく見えます。↓

変化が多い葉は長さ6~15センチ程、切れ込みのない
広卵形のものから、5~7裂するものまであるようです。
基部はハート形になることが多いですが、
5~15センチ程の長い葉柄がつきます。

長さ10~20センチ程の円錐花序に小さな淡緑色の花をつけます。

花期は6~7月。

漢方にも使われ、生薬名をボウイ(防已)といい、
茎や根茎を使います。

関東以西の本州、四国、九州、沖縄に分布します。
ツヅラフジ科の植物です。

★表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
よろしければ、そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「キマダラカメムシの幼虫 その2」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。