ボタンクサギ

きょうから8月、夏真っ盛り、オリンピックもたけなわ
ですね。
昨日の朝、玄関先にカブトムシの♂がひっくり返って
いました。
すぐにティッシュに砂糖水を含ませたのを与えたら、
少しずつ動くようになりました。
そのうち、姿が見えなくなったようです。
元気でいるといいのですが・・。

さて、きょうは「ボタンクサギ」をお届けします。
「牡丹臭木」と書き、半球状の花を牡丹に見立て、
葉に臭気があることから名付けられました。

中国南部原産で、観賞用に栽培され、暖地では野生化
しています。
高さは1メートル程。
縁にギザギザがある葉は、先が尖った卵形で
向かい合って付きます。
梅雨時から夏にかけて、径1.6センチ程のピンク色の
小花が半球状にまとまって付きます。
花びらは、開いたばかりは幅広で、時間が経つと
だんだんと外側にめくれて幅細になっていきます。

        
開花期は7~9月。
APG分類ではシソ科の植物です。

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トウガンの花

今日も夏空が広がり、TVではオリンピックの話題で
満艦飾。
昨日、クチナシの木に初見の「オオスカシバ」を発見!
黄色っぽい胴体に腰のあたりが赤茶色の素敵な
配色の蛾でしたが、うまく撮れず残念!(>_<);。

さて、きょうは田舎道で出逢った黄色の花、
「トウガンの花」をお届けします。

「冬瓜」と書き、冬まで保存できる瓜ということで
名付けられました。
7~8月に収穫される夏の野菜で、実を食用とします。
原産地はインド、東南アジアで、日本では
平安時代から栽培されているそうです。
我が家では夏に必ず一度は「冬瓜汁」を作って
いただきます。

「冬瓜の花の百一つ」という諺が生まれるほど、
冬瓜は実にならない花を沢山咲かせるようですね。
私には耳が痛い諺です(^_^;)ゞ。

ウリ科の植物です。

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ヘンリーヅタ

朝から夏空の下、クマゼミの大合唱~♪
クズカンナフヨウの花が咲いています。
サンゴジュに薄赤い実が付いていました。
ベランダのキュウリも頑張って実を付けています。

さて、きょうは、行きつけの喫茶店の北側の入口
横で出逢った「ヘンリーヅタ」をお届けします。

つる性低木です。
つるは巻きつくタイプではなく、吸盤をもつ気根で、
寄りかかる物にくっつきながら登っていきます。

葉は5枚の小葉からなる掌状複葉で葉表の葉脈が
白っぽいのが特徴。
葉の縁にはギザギザがあります。

茎や葉裏は赤紫色を帯びています。

秋には紅葉するようです。

上の方を見上げると、花のようなものが目に
とまりました。
ツタの花は目立たない緑色です。

雄性期の花は花びらが5枚あり、雄しべ5本です。
ほどなく、花びらが反り返ります。
蕾と花↓

・・・

しばらくして、花粉を出しきり、花びらや雄しべが落ち、
雌しべだけの雌性期になります。

もう、実もできかけていました。
今、付いている緑の実は秋に熟すと黒くなるようです。
ただし、食べられません。

原産地は中国です。
花期は5月~7月です。
ブドウ科の植物です。

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