イセハナビ

穏やかな秋日和が続いています。
マンションのケヤキも落葉が進んでいます。
きょうは朝から庭師さんが入り、剪定ばさみの音が
聞こえています。

きょうは植物園の温室で出逢った「イセハナビ」を
お届けしたいと思います。
「伊勢花火」と書きます。
東南アジア原産で、日本には江戸時代に中国から観賞用に
渡来したそうですが、学名には「日本」の名がついていて、
名の由来はよくわかりません。

草丈は30~50センチ程。
葉は十の字状に向かい合って付いています。
葉の縁は低い波状のギザギザがあります。

薄紫色の花は漏斗状で先が5つに裂け、径1.5~2センチ程。
雄しべは4本で2本が短い。

岐阜県以西~九州の暖地で野生化している帰化植物です。
花期は6~10月です。
キツネノマゴ科の植物です。

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「オンブバッタ」です。
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マメナシの実

きょうも秋らしい晴天が続いています。
今年は時期がズレているのか?キンモクセイの花がびっしり咲いています。
近くの工事の音も日曜日でお休みで、聞こえて来ず
落ち着けます(#^.^#)。
時折、ヒヨドリやモズの声が聞こえてきます。

きょうは「マメナシの実」をお届けします。
梨の仲間で、実の大きさは径1センチ程と小さいです。
それで「豆梨」と名付けられました。

日当たりの良い湿地やため池周辺などに自生する
希少な植物です。

落葉小高木です。
実の大きさは径1センチ程です。

葉は長枝に互い違いに付き、短枝に束生し、
葉の縁に丸く細かいギザギザがあります。

幹は灰黒色、縦に割れ目が入ります。

愛知県と岐阜県、三重県のみ分布します。
バラ科の植物です。
*ブログ内関連過去記事はこちら→マメナシの花

「愛知県のレッドリスト2020」では・・絶滅危惧ⅠA類(CR)
→ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの

「環境省のレッドリスト2020」では・・絶滅危惧ⅠB類(EN)
→ⅠA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

「名古屋市版レッドリスト2020」では・・絶滅危惧IB類(EN)に
指定されています。

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ハマビワ

朝から久しぶりに里山に行きましたが、すっかり秋色
景色になっていました。
ヤブムラサキの紫の実やサルトリイバラカマツカ
ソヨゴの赤い実やゴンズイの黒い実などが見られました。
シジュウカラやジョウビタキやキチョウ、テングチョウ
ヒメジャノメ、アキアカネやツチイナゴに出逢いました。
コバネイナゴは2回も捕まえたのに、恥ずかしがり屋なのか?
指の間からジャンプして逃げられてしまいました。
楽しい一日でした!

きょうは先週、植物園で出逢った「ハマビワ」をお届けします。
海岸等に生え、葉がビワに似ているので名付けられました。
7メートル程になる常緑小高木です。

革質で厚い葉は互い違いに付き、枝先に集まっています。
葉裏と葉柄に黄褐色の綿毛が密生しています。
葉に縁取りがあるように見えます。

葉の腋に黄白色の小さな花が集まった花が数個付きます。
雌雄異株。
写真は雄株のようです。

防風樹、防潮樹として利用されるようです。
花期は10~11月。
本州(山口・島根県)、四国、九州、沖縄に分布します。
クスノキ科の植物です。

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「ムラサキツバメ その2」です。
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