昨日の午前中、ベランダで洗濯物を干していたら、レモンやキンカンの
木の周辺を何回か行きつ戻りつしている黒い蝶に気づきました。
白いレモンの花に行ったかと思ったら、フェア・エレン・ゼラニウムの
ピンクの花に止まり、吸蜜していました。
尾が長く、オレンジ色の模様がありましたが、だいぶ翅はボロボロ
になっていました。
ジャコウアゲハかな?と思ったのですが、体は黒色だったので、
オナガアゲハだと思います。
さて、きょうは・・筑波山で撮った「ブナの雌花」をお届けします。
ブナは落葉高木で雌雄同株です。
5月、葉が出ると同時に開花します。
ブナの花は毎年は見られないので、ラッキーでした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
写真は雌花です。
新枝の上部に2つの花を上向きに付け、花柱は赤く3個です。
雌花の柄は結構太いです。
葉の縁のギザギザは波状になっていますね。
側脈の伸びる先がギザギザの凹部に入ることが特徴です。
葉柄、葉の両面、花柄にも毛があります。
森に棲む多くの動物の命を支えている大切な木ですね。
北海道南部、本州、四国、九州に分布します。
寒い地方では低地に、暖かい地方では高地に生えます。
ブナ科の植物です。