唐竹蘭

階段にナンテンの花がこぼれていました。
朝からコシアキトンボもいつもの所で旋回していました。

さて、おととい、お友達から切り花をいただきました。
「竹蘭っていうんだって~」とお友達の弁。
さっそく花瓶に挿しました。
蘭と名は付くけど、筒状の花で、蘭の花ではないようだし、
やっぱり気になって調べました^^;

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

草丈は1メートル~1.5メートル程のようです。

竹の葉のような形の葉が互い違いに付いています。

葉の表面はやや光沢があり、平行脈がはっきりと目立ちます。

葉裏は特に平行脈が隆起しています。

茎には稜があります。

緑に紫褐色の花の長さは1.5~2センチ程で、1~5個がまとまって
下向きにぶら下がっています。

花は.ホウチャクソウに似ています。
ホウチャクソウはユリ科チゴユリ属です。
チゴユリ属はdisporumという学名だそうです。
ここを調べたら・・・
disporum cantonienseのようです。
cantonは広東のことで、どうやら中国広東省の出身のようです。
伸び伸びした大形の姿が物語っているわ~。
うわ~っ、やった~!!と思ったのですが・・

なぜか??もっとググると、
唐竹蘭(トウチクラン)というのが出てきました。
学名:Disporum pullum
pullum は「黒い色の」という意味だそうです。
原産地は中国、インド、マレーシアということですが、
日本でも古くから栽培され、
茶花宝鐸草(チャバナホウチャクソウ)というそうな・・。
なるほど、茶席にはピッタリの渋い色。
どうもこれらしい・・と思うので掲載させていただきました。

花を分解するとこんなふうでした↓

雄しべ6本、雌しべは1本(先が3~4本に分かれ根元で合着)です。

ユリ科の植物です。

2 Replies to “唐竹蘭”

  1. 涼しげで風流な植物ですね、そして風流なwincさんの挿し方ですね~(^^)
    どちらもチゴユリ属なんですね。
    そして「広東省」と「唐」竹蘭。兄弟かしら♪

  2. miniさん、ありがとうございます。結構もちがよく、一週間経っても花は少し落ちましたが葉はいきいきと
    しています♪

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