ゴマギ

窓から見えるご近所の屋根に、この頃同じような時間にいつも、
カラスが止まっているのが気になります(笑)。
ベランダではデンドロビュームとシランが終わりがけで、
アイスバーグが蕾を持っています。

さて、きょうは山地の谷筋にあった「ゴマギ」をお届けします。
「胡麻木」と書きます。
葉を揉むとゴマのような香りがすることから名付けられました。

高さ7メートル程に達する落葉高木です。
この木は5メートル程でした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

幹の樹皮は灰褐色でよく見ると皮目があります。

葉にははっきりとした葉脈があり、向かい合って付き、
長楕円形~倒卵形で縁にギザギザがあります。

また、葉の表面は濃緑色で光沢があり、裏面は白緑色で全体に
細かな毛が密生しています。

ガマズミに似た5個の飛び出した雄しべと1個の雌しべを持つ、
白くて小さい5裂した花を多数付け、花全体は円錐形になります。

関東地方以西の太平洋側、四国、九州 に分布します。

スイカズラ科の植物です。

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