今朝、家々の屋根にうっすらと雪が積もっていました。
今年は庭の木の実が早くなくなるとのこと・・そう知り合いから
聞きました。
山の木の実が少ないのか?今年は早くに鳥が里まで降りてきて、
ついばんでしまうからなのかしら?
さて、きょうは人の食用にもなる「トチの実」をお届けします。
トチの実↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
縄文時代から食べられていたと言われます。
文字通り、栃の木に成る実です。
トチノキの実はデンプンやタンパク質を多く含みます。
見た目がクリの実にそっくりですが、なかなかそう簡単に食べられる
ようにはなりません。(大きさは大きめの栗くらい)
実には苦味や渋みの素のタンニンやサポニンが含まれているので、
これらを取り除かないと食べられません。
トチの実と殻↓
栃の実を何日も水に晒して皮をむき、灰汁を抜くなど多くの工程と
日数をかけて、やっともち米と共についた栃餅や栃の実煎餅などが
できあがるようです^^;
どんな動物がトチの実を食べているのかな?ってちらっと思いました。
また、数年前に伊那の温泉に行った時、土産物コーナーに栃の実煎餅が
おかれていたのを思い出しました^^。