ドクツルタケ

朝からどんよりとした空が広がっています。
時々、小鳥の声が聞こえます。

きょうは、この間行った里山の森で出逢ったキノコ、
「ドクツルタケ(毒鶴茸)」をお届けします。

森の中で、真っ白のキノコはとても目立ちました!

傘がしっかり開いた成菌↓

成菌を上から撮った写真↓

近くにあった幼菌↓

色は白く、特にツバから下の部分に小鱗片が表面に付いて、
だんだら模様、もしくはささくれが目立ちます。
ツバも白色の膜質で、傘のすぐ下の柄に、
揺れる布のように付いています。
根元は膨らみ、膜質でしっかりとした白色の袴を持ちます。

<真っ白で綺麗、でもよく見ると柄にツバがあるし、根元に
袴があるので、ひょっとしたら毒キノコかな?
とは思いましたが自信なし (^^;)。
また、きのこ山書房さんに教えて頂きました。
きのこ山さん、有難う(^人^)ございました。>

結果、「ドクツルタケ」でした!
ドクツルタケは、「殺しの天使」とも呼ばれる猛毒キノコです。
絶対、口にしないでください!!

☆「キノコの猛毒御三家」は、このドクツルタケの他、
タマゴテングタケ、シロタマゴテングタケだそうです。

キノコ初心者、しっかり勉強させて頂きました。

おまけ)
ツバと袴とは・・
ツバ(環)→ 幼いキノコのひだを覆っていた内被膜が、
成長とともに破れて、柄に残った部分を指します。
袴(つぼ、または袋)→ 幼いキノコ全体を覆っていた外被膜が
成長して破れた後に、柄の根元に残った部分を指します。

★コメントを下さる方へ・・↓

表題をクリックするとコメント欄が現れますので、
そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「カワラヒワ その2」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。