ツルカノコソウ

朝、ベランダの笠木に雨粒がたくさん付いていました。
今は曇りになりましたが、ランタンを吊り下げたような
「ウキツリボク」の色が目を引きました。

きょうも高尾山の植物です。
初見の「ツルカノコソウ」をお届けします。
「蔓鹿子草」と書きます。
蕾がたくさん付く様子が着物の鹿の子絞りに似ていることと、
花後に地面を這うように長いつる状の枝を四方に伸ばす
様子から名付けられました。(つる性植物ではないです(^^;))
シャガの間に2本立っているのがそうです↓

見つけられましたか?写真の真ん中あたりです。

太めの茎をまっすぐに立て、その先に5つに裂けた
小さな白い花を多数付けます。

ピンボケですみません(^^;)
花の蕾はピンク色で開花すると白くなるようです。

羽状に裂けて、縁に波状のギザギザがある葉は
向き合って付きます。

花期は4~5月中旬。

花後に綿毛のある種を 風に飛ばすようです。
いつかそれも撮ってみたいですね・・。

本州、四国、九州に分布します。

APG分類でスイカズラ科の植物です。

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ムラサキケマンの実

さて、5月もあれよという間に9日になりましたが・・(^^;)。

じゃ~ん!
皆様の応援のおかげで、この5月でfabも21年目に入りました\(*^0^*)/。
本当にありがとうございます!
植物がある所が大好き!
つい、気になって近寄りたくなります。
(最近、老眼が進んで余計近寄りたくなり・・(^_^;;))

まだまだ知らない植物がいっぱい!
ワクワク~~(^^♪
また、ゆるゆると続けていきたいと思っていますので、
これからも応援の程、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

さて、きょうは高尾山っで出逢った植物の続き・・。
「ヨゴレネコノメ」の近くにまた「ムラサキケマン」が・・
でもよく見ると、実が付いていました。↓

ムラサキケマンの葉は2回3出複葉。
小葉は3深裂し、さらに細かく裂けています。
上部の葉は葉柄が短い。
下部の葉は長い葉柄がありますネ。

垂れ下がった細長い実は長さ1センチ程。↓

花期は4~6月ですが、4月末には、もうこのように
実が付くのですネ。

実はパチンと弾けた後、クルンと丸まり、
その姿が可愛いらしいので、またそれも
見てみたいものです(^^ゞ。

ケシ科の植物です。

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ヨゴレネコノメ

雨も上がり、きょうは青空が広がり良いお天気ですが、風が結構ありますネ。

さて、高尾山を登りはじめ、最初に逢ったのは「セリバヒエンソウ」でしたが、
次に「ムラサキケマン」に出逢い、また、歩を進めると・・
初見の「ヨゴレネコノメ」に出逢いました~♪(*^^)v。
きょうは「ヨゴレネコノメ」をお届けします。
「汚猫の目」と書きます。

↑褐色の花びらのように見えるのはガク片で、直立します。
花の中の雄しべの裂開直前の葯が赤褐色なのがわかりますか?(^_-)

葉は向かい合って付き、柄が長く、葉身の基部は楔(くさび)形で、茎は無毛です。

新しい株の根生葉のロゼットも見っけ(*^^)v↓

花期は3~5月。
本州、四国、九州の太平洋側の山地に多く分布します。

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☆本日、mushifab更新しました。
「ハラヒシバッタ」です。
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