ツルカノコソウ

朝、ベランダの笠木に雨粒がたくさん付いていました。
今は曇りになりましたが、ランタンを吊り下げたような
「ウキツリボク」の色が目を引きました。

きょうも高尾山の植物です。
初見の「ツルカノコソウ」をお届けします。
「蔓鹿子草」と書きます。
蕾がたくさん付く様子が着物の鹿の子絞りに似ていることと、
花後に地面を這うように長いつる状の枝を四方に伸ばす
様子から名付けられました。(つる性植物ではないです(^^;))
シャガの間に2本立っているのがそうです↓

見つけられましたか?写真の真ん中あたりです。

太めの茎をまっすぐに立て、その先に5つに裂けた
小さな白い花を多数付けます。

ピンボケですみません(^^;)
花の蕾はピンク色で開花すると白くなるようです。

羽状に裂けて、縁に波状のギザギザがある葉は
向き合って付きます。

花期は4~5月中旬。

花後に綿毛のある種を 風に飛ばすようです。
いつかそれも撮ってみたいですね・・。

本州、四国、九州に分布します。

APG分類でスイカズラ科の植物です。

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