クロミノニシゴリ

秋の草地にツリガネニンジンの薄紫の鐘型の花が
風に揺れ、音色が聞こえてきそうでした。
スーパーでは「サンつがる」林檎が赤~黄色の
グラデーションを纏い、美味しそうだったので、
買って帰りました。
果汁が多くシャキシャキして美味しかったです(*^^)v。

さて、きょうは「クロミノニシゴリ」をお届けします。
「黒実の錦織木」と書きます。
熟すと黒い実ができる錦織木という意味です。
サワフタギに似ているので、錦織木(ニシゴリ)と
いうサワフタギの別名が使われています。

高さは2~8メートルです。
葉は互い違いに付き、縁に細かいギザギザがあります。
卵形で黒く熟した6~7ミリ程の実が付いています。

本州(東海地方、近畿地方)のみに分布します。
丘陵や低山地の湿地や池のほとりに生育しています。
名古屋市レッドリストでは準絶滅危惧種に指定
されているようです(2015年)。
ハイノキ科の植物です。

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アレチイボクサ

秋はあれもこれも食べたいお菓子が多くて困ります(^^;)。
特に和菓子(#^.^#)ゞ。
お彼岸のお供えの「おはぎ」はお餅の周りにまぶした
小豆の餡の粒が紅い萩の花に似ているところから、
そう呼ばれているのだとか・・。

小豆、きな粉、胡麻のおはぎ、美味しかったで~す(^^#)。

さて、きょうは「アレチイボクサ」をお届けします。

福岡県久留米市で、熱帯アジア原産のツユクサ科イボクサ属の
日本新産外来種が発見されました。
2015年、6月に「アレチイボクサ」と和名が登録されました。
新しい帰化植物です。
草丈は10~30センチ程。立ち上がっているものもあります。
葉は細長く、節の上は赤みを帯びます。葉は茎を抱きます。

小さな花は薄紫色で、花びらは3枚。
花の大きさは6~9ミリ程。

雄しべ6個のうち、2個は大きく完全で、白い花糸に薄紫色の
毛がもじゃもじゃと生えています。↓

あと、3個は仮雄しべで葯が退化した雄しべが1個あるそうです。
花の後ろに実が見えます。
実は球形で3陵があり、陵の部分に黒い筋が入っています。

花期は8~9月です。
福岡県、三重県や高知県、愛知県に分布しています。
ツユクサ科の植物です。

*似たイボクサは湿地に生えますが、本種は芝生の上など
やや乾いた場所に生えていました。

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セッコク

きょうはお彼岸の中日ですね。
お墓参りに行かれた方もおいでのことと存じます。
我が家ももうお参りしてきました。
先日の仲秋の名月はお天気が悪くお月さまのお顔が
観られませんでしたが、十三夜の月、十四夜の月は
とても綺麗に観えました。
その時、衣かつぎとお月見団子(名古屋は雫形で白、
ピンク、黒糖と三色あります。)をお供えしました。

さて、きょうは「セッコク」をお届けします。
日本の自生ランです。
水分を空気中から取り、岩の上や木に根を張って育つ
着生植物です。

江戸時代から栽培され、天保年間には非常に多くの品種が
あったそうです。
花期は3~5月と示した図鑑が多いですが・・?
9月中旬も咲いていました。↓

もちろん、5月も咲いていました。↓

東北以南の本州、四国、九州に分布します。
ラン科の植物です。

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