桜満開のおととい、三河に出かけ、念願だったキスミレ、
「イチゲキスミレ」に逢うことができました\(^0^)/。
最初「イチゲキ スミレ」?と思っていたのですが(;^ω^)
ではなくて、「イチゲ(一花) キスミレ(黄董)」でした。
日本のキスミレの中で、太平洋岸の暖地で唯一見られる
スミレで、愛知県の絶滅危惧ⅠA類に指定され、県内では
三河の限られた場所でしか見られません。
きょうはこの「イチゲキスミレ」をお届けします。
笹地に生えていました。
草丈は5~15センチ程。
直立した茎は紅紫色を帯び、葉は茎の途中に向かい合って付き、
長さ2.5~4センチ程のハート形で縁にはギザギザがあります。
葉にはうっすらと毛が生えています。
葉裏を見たら白っぽかったですが、紅紫色を帯びることも
あるそうです。
花は直径2センチ程で、茎頂に普通1個だけ付いています。
また、下弁に茶色の筋があり、上弁の根元は茶色を
帯びています。
よく見ると、側弁の基部には毛が生えています。
距はごく小形で目立ちません。
本州(静岡県以西)、四国(愛媛県)、九州に分布します。
スミレ科の植物です。
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