シャガ

弥生三月は「風の三月」というだけあって、
きょうは朝から結構強い風が吹いています。
TVでは明日発表の新元号の話題で盛り上がって
いるようです。
それにしても、平成になってもう30年も
経ってしまった・・という感が強いです(^_^;)。
庭ではそんなこととは関係なく、様々な椿が
次々と咲いては落ち・・しています。
そして、ひっそりとアオキの花も咲きました。

さて、きょうは「シャガ」をお届けします。
「射干」、または「著莪」と書くようです。
日本には古くに中国から渡来し野生化したようです。
木陰など直射日光の当たらない少し湿った場所に生える
ことが多いです。
草丈は50~70センチ程です。

花は・・
橙色と青紫色の斑点に彩られた外花被3枚がガクに相当し、
先が凹んだ白い内花被3枚が花弁に相当します。
また、先がトサカ状になった白い雌しべが 3個あります。

葉は硬く細長で光沢があり、常緑性で冬でも葉が残ります。
花期は3~5月です。
本州、四国、九州に分布します。
アヤメ科の植物です。

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ツタバウンラン

10日ほどお休みしてしまった間にフサアカシアも満開、
マンションのソメイヨシノも開花宣言とともに
咲き出しました。
3日前の朝9時過ぎにはウグイスの初鳴きを聞くことが
できました。
そして、今朝、ベランダのフェア・エレン・ゼラニウム
花が咲きました。

きょうは道端で出逢った「ツタバウンラン」をお届けします。
「蔦葉海蘭」と書きます。
葉がツタ(蔦)に似て、花がウンラン(海蘭)に似ているので
名付けられたようです。

大正時代に観賞用に渡来した地中海原産の帰化植物です。
ロックガーデン等に植えられたものが逸出し、野生化して、
道端や住宅地の石垣のすき間などに生えています。

つる性で、茎は糸状で地上を這い、分岐して節から根を出し、
長いランナーを出して繁茂し、石垣などで垂れ下がったりもします。
葉は互い違いに付き、柄があって、円形~扁円形で
掌状に浅く5~7裂しています。その葉先は微凸形。
花は唇形で、上下2唇に分かれて、上唇はさらに2裂して直立します。
柄がある花は白色~淡青色で暗紫色の筋があります。

北海道~本州に分布します。
オオバコ科(APG分類)の植物です。
花期は3月~11月です。

関連する参考過去記事はこちら→マツバウンラン

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ヤハズエンドウ

昨日、友達の一人芝居を観にいきましたが、結構、風が強くて
街路樹のハクモクレンシデコブシの花がもう散り始めていた
所もありました。

きょうは近所の草むらに少し前から咲いていた「ヤハズエンドウ」
をお届けします。
雨の日の写真↓

つる性で、葉は羽状で8~16枚の小葉からなる複葉です。
小葉は毛があり、先は凹んで、刺状の突起があります。
また、葉の先が2~3個に分岐した巻きひげになります。
葉裏は長毛が多い。

道端や畑、野原など、日当たりの良い所に普通に生えています。
花は蝶形の花で、葉腋に1~3個付きます。
紅紫色で長さ1.2~1.8センチ程です。

花期は3~6月です。
本州、四国、九州、沖縄に分布します。
マメ科の植物です。
過去記事はこちら↓
ヤハズエンドウの実

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