まだ枝に残っているアベマキの残り葉が、どんよりとした
冬空にいかにも寒そうに映る朝です。
きょうは「テンダイウヤク」をお届けします。
先日、名古屋城の本丸御殿を見に行った時、庭園にあった
薬用園で出逢いました。
中国原産の低木で、江戸時代に日本へ渡来しました。
「天台烏薬」と書き、健胃薬として用いられるそうです。
「天台」とは、中国南部の浙江省の天台地方で良い品質の
ものがとれることから。
「烏薬」と呼ばれるのは、根がカラスの頭に似ているため
という説と、実がカラスのように黒いことからという説が
あるようです。
互い違いに付く葉は薄い革質で光沢があり、
三主脈が目立ちます。
雌雄異株です。
本州~九州の暖地に分布します。
クスノキ科の植物です。
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☆本日、mushifab更新しました。
「オオシロカネグモ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。