トウワタ

2月もはや明日で終わり、日々、草木の芽生えや日差しに
春の気配を感じられるようになりました。
もうすぐ春ですね~♪

さて、きょうは「トウワタ」をお届けします。
「唐綿」と書きます。
原産地は南アメリカで、我が国へは1842年(天保13年)に渡来し、
長い絹状の毛をもつ種の姿からトウワタ(唐綿)と名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さは50~100センチ程で、細く長い葉が向かいあって付いています。
そして、その次の対は前の対と90°の角度を作って付き、
真上から見て十字形になるので、これを「十字対生」と呼びます。

6~9月に開花します。
花は朱色の花冠(複数の花びら)が5裂して後方に反り返り、
山吹色の副花冠(花びらの内側にある弁状の付属物)が
帽子のように上にあります。

耐寒性がないため、秋~春は温室で管理します。
この写真は温室で撮りました。

茎に傷をつけると白い汁が出ます。

ガガイモ科の植物です。