フユノハナワラビ

マンションのケヤキも黄葉してきました。
近くの高校の敷地内にあるイヌエンジュの実が茶色くなっていました。
クスノキの葉も一部は赤くなり、緑の実もほとんど黒色になって
いました。
黒い実をかじったら中から油がいっぱい垂れました。
クスノキの実に結構な量の油が入っていたのは新発見でした(*^^)v

さて、きょうは「フユノハナワラビ」をお届けします。
「冬の花蕨」と書きます。
晩秋から冬にかけて直立した胞子葉を伸ばし、胞子葉の姿が
あたかも花が穂状に咲いたように見えるので、フユノハナワラビと
名付けられました。

里山の草刈りがされたような日が当たる道端の草地に
生えていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さ15~30センチ程。
ギザギザがある葉の先は鈍頭で尖っていません。

胞子葉↓

密に2列に並んだ種のように見える粒々は胞子嚢で、
中には胞子がたくさん詰まっています。

本州~九州に分布するシダ植物です。

ハナヤスリ科の植物です。