クスノキ

先日、なぜか?急に神社に行こうということになり・・(^-^)ゞ
前から少し気になっていたのですが、近場なのに初めて行った
神社でした。

きょうはここにあった大きな「クスノキ」をお届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

なんと樹齢千有余年の立派なクスノキのご神木がありました!
こんな立派なご神木があるとは・・露知らず~(・_.)/ コケッ(^^;)

クスノキは暖地に野生する常緑高木ですが、このように神社等で
ご神木とされている巨樹も多いようです。

クスノキは楠という字で書かれたりしますが、本来、「楠」という
字は中国のタブノキを指す字だそうです。
ややこしい(^^;)

葉は互い違いに付き、長い柄があります。

葉をもんだりするとと樟脳の香りがしますヨ。
卵形で先の尖った葉は艶があり革質で、縁は波状になります。
葉脈がつけ根近くから3本に分かれることが特徴です。

径7-8ミリ程の緑色で球形の実は、10~11月に黒色に熟します。
熟すと小鳥たちが啄みます。

古い葉は秋に落葉し、そのときに紅葉します。

樹皮は暗灰褐色、短冊状に縦に裂け目が入るのが特徴です。

アオスジアゲハ、クスサンの食草(食樹)です。

ちなみに、奈良の中宮寺の国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」は
クスノキ材で作られたそうです。

本州中南部から四国、九州、沖縄に分布します。

クスノキ科の植物です。

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