ムクノキの樹肌

雨上がり~、街路樹が涙をためている~♪
きょうはとてもお洒落な某喫茶店でムクノキを見つけたので、
お届けしたいと思います。

ムクノキは山地に生えますが、公園や神社にも植えられています。
ムクドリやハト、ヒヨドリなど少し大きな鳥により種が運ばれ、
街でも見られますが、かなり高木になるので、人家に植えられた
ものは初めて見ました。

ムクノキは樹肌がかなり特徴的です。
少し前から喫茶店の窓から見える樹肌が気になっていました。
きょうは雨上がりのせいか?この前より少し赤味が強めの灰褐色
に見えました。
上を見上げて撮ると樹皮が灰色で白っぽい縦縞模様が見られます。
風にそよいで葉が一見丸っこく見えますが、縁のギザギザや側脈は
はっきり見えます。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

女主人が葉をとって下さったので、ムクノキの確証がとれました(*^^)v。

まずは葉に触るとざらつきます。
葉の表裏共に短い毛があるからです。
葉は卵状長楕円形で、先はシューッと細くなっています。
葉の元は広い楔形で、左右非対称です。
縁にはギザギザがあり、三主脈があり、その両側に側脈が見られます。

ムクノキの成木は灰褐色がかり特徴的な縦縞の樹肌です。
10日ほど前に撮ったものをご覧にいれます。

老木になると筋が割れて短冊状に剥がれていきます。

併せて読んでいただきたい過去記事はこちら↓
ムクノキ
ムクノキの実

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