ニシキギ

きょうで霜月も終わり・・カレンダーも残すところ後1枚。
空は鉛色の厚い雲で覆われ、お天気は下り坂~(^^;)。
喫茶店のテーブルに飾られた可愛いピンクの小菊が
元気をくれます。

さて、きょうは・・「ニシキギ」をお届けします。
紅葉が美しいので「錦木」と言います。
生垣に利用されることもある落葉低木です。
公園の生垣に利用されていました。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

枝に翼(板状のコルク質の突起)があるのが特徴です。

葉は楕円形で長さは5センチ程、縁には細かいギザギザがあります。

一番紅葉が美しい時にまた出逢いたいものです。

ニシキギ科の植物です。

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エノキ

とりどりの街路樹の並木・・、
トウカエデの緑、オレンジ、赤のグラデーション、
イチョウの緑、黄色、そろそろ終盤で落ち葉の季節ですね。

さて、きょうは・・今の季節、黄葉が綺麗なニレ科三兄弟の
ひとりのエノキ(榎)をお届けします。
公園にあったエノキです。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

山地に生え、境内などにも植栽されます。
また、街道筋の一里塚によく植えられています。
明るい林縁でよく育ちます。
高さ20メートル程になりますが、よく枝分かれして、
樹冠は横に広がります。

樹皮は灰黒色で、小さな皮目が多めですが、
割れ目などはありません。

葉は互い違いに付き、左右非対称の広卵形~広楕円形。
縁の上半分に波状のギザギザがあるものが多い。
側脈は葉の縁近くで上に曲がりギザギザの中へは入らない。
葉の元から出る3主脈が目立ちます。
葉の先は急に尖ります。

オオムラサキやヒオドシチョウやゴマダラチョウの幼虫の
食草です。

本州、四国、九州、沖縄に分布します。

ニレ科の落葉高木です。

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ヤツデ

あちらこちらで紅葉便りが聞かれます。
渋滞にもめげず紅葉狩りに行かれた方もたくさんいらっしゃる
でしょうね。
マンションのケヤキは見頃は過ぎ、風にはらはら舞い散っています。
街路樹のイチョウの黄色の落ち葉も風に追い立てられるように
音を立ててランニングしていました。
あすはグッと気温が下がるとのこと・・。
そろそろ冬支度しなくては・・。

きょうは冬の花「ヤツデ」をお届けしたいと思います。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

花がボール状に付いていますが、ひとつの花は白くて小さく
径5ミリ程です。
開花前期(雄性期)の花では5枚の花びらと5本の雄しべがあります。

小さな花の真ん中のクリーム色の花盤には、たくさんの透明な
蜜の粒が見えます。

ヤツデは花が少ない冬の時期に、甘い蜜で昆虫をおびき寄せる
虫媒花です。
中でもハエが花粉を媒介する「ハエ媒花」だそうです。

花びらと雄しべが落ちると、雌しべの柱頭が伸びて
開花後期(雌性期)になります。
若い実です↓

球形の緑の実は径8ミリ程ですが、後に黒く熟します。

本州(茨城県以西)、四国(太平洋側)、九州(南部)の林内に
生えます。

ウコギ科の植物です。

過去記事はこちら→ヤツデの花

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