ニワトコ

お天気が下り坂・・今朝、ツバメの姿を見ました。
この季節、白から黄色に変わっていく金銀花=スイカズラの花を
都会でも分離帯の植栽などで目にしますね。
が、きょうは筑波山の頂上付近で出逢った「ニワトコ」の花を
お届けします(笑)。

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落葉低木です。
春に新芽とともに淡緑色の小花をたくさん付けます。

花期は4 ~5月です。
花びらは5裂して反り返っています。
雄しべは5本、雌しべは1本です。
暗赤色の雌しべの柱頭は3裂します。

スイカズラ科の植物です。

併せて、こちらの過去記事もご覧下さい→ニワトコの実

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ブナの雌花

昨日の午前中、ベランダで洗濯物を干していたら、レモンやキンカンの
木の周辺を何回か行きつ戻りつしている黒い蝶に気づきました。
白いレモンの花に行ったかと思ったら、フェア・エレン・ゼラニウム
ピンクの花に止まり、吸蜜していました。
尾が長く、オレンジ色の模様がありましたが、だいぶ翅はボロボロ
になっていました。
ジャコウアゲハかな?と思ったのですが、体は黒色だったので、
オナガアゲハだと思います。

さて、きょうは・・筑波山で撮った「ブナの雌花」をお届けします。
ブナは落葉高木で雌雄同株です。
5月、葉が出ると同時に開花します。
ブナの花は毎年は見られないので、ラッキーでした。

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写真は雌花です。
新枝の上部に2つの花を上向きに付け、花柱は赤く3個です。
雌花の柄は結構太いです。

葉の縁のギザギザは波状になっていますね。
側脈の伸びる先がギザギザの凹部に入ることが特徴です。
葉柄、葉の両面、花柄にも毛があります。

森に棲む多くの動物の命を支えている大切な木ですね。

北海道南部、本州、四国、九州に分布します。
寒い地方では低地に、暖かい地方では高地に生えます。

ブナ科の植物です。

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ヒイラギソウ

おととい、とあるお店の店先にあるオリーブの木に花が
付いていました。
オリーブの実が付いているのは何度も見たことがありましたが、
白くて小さな乳白色の花が、オリーブの木一面に乱れ咲いて
いるのを初めて見ることができ、うれしかったです(*^^)v。

さて、きょうは・・5月初旬の筑波山の木陰に生えていた
「ヒイラギソウ」をお届けします。
「柊草」と書きます。
葉がヒイラギの葉に似ていることから名付けられました。

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草丈は 20~50センチ程、 花期は4~6月です。
葉は向かい合って付き、長さ6~10センチ程ですが、
縁には粗いギザギザがあります。

キランソウの仲間なのですね。
まだ、咲き始めで、花の形がわかりにくいですが、
紫色の花はキランソウの花に似ています。

本州の関東から中部地方に分布します。

シソ科の植物です。

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