ニリンソウ その2

朝から雨模様、斎場に行く途中、街路に植わった八重桜が
ピンク色に煙っていました。

さて、スプリング・エフェメラル、きょうは「ニリンソウ」を
お届けしたいと思います。

以前にも「ニリンソウ」はお届け
したのですが、
こんなに群生しているのは初めて見たので、
もう一度お届けしたいと思います。

2本の長い花の柄を伸ばし、先に花径2センチ程の白い花をそれぞれ
1本ずつ、計2本付けるので「ニリンソウ」と名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

茎につく葉は茎を抱いて3枚が輪生し、深い切れ込みがあります。
その中心から花茎を2本立てて花を2輪付けます。

花びらと見えるのはガク片だそうで、普通5枚で白色です。
花の径は2センチ程でイチリンソウよりひと回り小さい花です。
いい写真がないのが残念ですが、混在している所ではその違いが
目で見てよくわかりました。

ニリンソウの個体数はイチリンソウよりもずっと多かったです。
イチリンソウとほぼ同じ時期に咲きます。
葉の切れ込み方が違い、葉柄が全くないのが特徴です。

有毒のヤマトリカブトの葉によく似ているといわれます。
ニリンソウとヤマトリカブトは同じ環境に生え、若葉の頃は
とても似ているので注意が必要です。

キンポウゲ科の植物です。