トチノキ

お天気下り坂・・梅雨入りも秒読み段階か?
さて、今年はベランダの緑のカーテン、初めてキュウリにしてみました。
先日、プランターに苗を植え、やっとつるが伸びてきました^^。

きょうは面の木峠で出あったトチノキをお届けします。
谷沿いに生えていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

見上げるような高木でした。
大きいものは高さ35メートルにもなる落葉高木だそうです。
私の写真では迫力がなく感動をお伝えできなくて申し訳ないのですが(汗)
枝を横に大きく広げ、木の上の方の姿はドーム形となり見事でした。

目をこらすと白っぽい花の回りを虫たちが飛び回っていました。
帰宅してから調べたら、マルハナバチの類のようです。

葉は向かい合って付き、5~25センチ程の長い葉柄があり、
その先に葉が出ているように見えますが、
これ全体が1枚の葉で、個々の葉は小葉と呼ぶようです。
このような葉を「掌(てのひら)」に似ているので、
「掌状複葉(しょうじょうふくよう)」と呼びます。
小葉の縁はやや波状で低く鈍いギザギザがあります。
小葉の柄はありません。
葉裏はやや白っぽく、葉脈がほぼ平行に走っているのが
見てとれます。
小葉は5~9枚あるそうで、中央の葉が最も大きく、
大きいもので長さが30センチ程あるそうです。

初夏に枝先に長さ20センチ程のクリスマスツリーのような円錐形の
花序(花が付いた茎ひとかたまり)を立てます。

遠くなのではっきり数はわかりませんが、雄しべは長く突き出ています。
ミツバチが好んで吸蜜に訪れ、養蜂の蜜源植物としても利用されるそうです。

樹皮は灰褐色から黒褐色で凹凸があり波状模様が見えます。

北海道西南部から九州に分布します。

トチノキ科の植物です。

過去記事はこちら→トチノキの実