原種シクラメン・コウム

近所の梅林はだいぶ開花してきました。
部屋の中にはお雛様の横に桃と菜の花とチューリップを挿した花瓶、
もう一方には、房水仙とローズマリーを挿した花瓶が置かれています。
待ち遠しい春がすぐそこまで近づいています。

きょうは、原種のシクラメン・コウムをお届けします。
学名はCyclamen coumだそうです。
野生種のシクラメンとしては初心者用とのことで、昨日買い求めました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

原種シクラメンは、園芸品種のシクラメンに比べて、
花やその姿がたいそう小型です。

このシクラメン・コウムの草丈は5~10センチ程で、花は径2センチ程、
葉の大きさは2.5~3センチ程でした。

花をアップにしてみました。↓

やっぱり、シクラメン!(笑)

冬~早春咲きで、葉はコイン形といってもいいくらい円形に近いです。
カンアオイにもちょっぴり似ています。
葉の模様は個体差が大きく、様々だそうです。
この品種は耐寒性があるようで、厳しい寒さにも関わらず可憐な花が
4つ咲いて、5つも蕾があります。
蕾が膨らむのが楽しみです。

シクラメンはCycleに通じ、花が咲き終わり種ができると、
茎がゼンマイのようにクルクルと巻きます。
花びらの付き方もサイクル(回転)しているみたいに見えますが・・。

原産地は地中海沿岸だそうです。

サクラソウ科の植物です。

過去記事→シクラメン