昨夜から今朝まで雨が降っていました。
ルーバーの窓からしとしとと雨音が聞こえてきました。
冬の乾燥も一段落したかも・・。
実家の庭から最後に摘んできて洗面所に挿した、マサキの実が
はじけて、中からオレンジ色の種が顔を出していました。
さて、きょうは南木曽にあった「カラマツ」をお届けします。
日当たりのよい所に葉が美しく黄葉したカラマツが生えていました。
植えられたカラマツのようです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉の付いた様子が唐絵(中国の絵画)のマツに似ているため、
カラマツと名付けられたそうです。
国産の針葉樹で唯一、落葉します。
なので、「落葉松」とも書かれます。
そういえば、北原白秋の詩歌がありましたね。
「落葉松」
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
日本の固有種で、本州の宮城、新潟県以南から中部山岳地帯に
自然分布するそうです。
古くなった松かさが木にそのままついており、黒っぽく見えています。
今頃は冬に備えてそろそろ葉を落としていることでしょう。
マツ科の植物です。