メリケンカルカヤ

公園のユリノキは少し前まで黄色の葉でしたが、薄茶色に
変わっていました。
はらはらと落ちてきた軍配形の葉を拾いました。
過去記事はこちら→ユリノキの実

さて、きょうは「メリケンカルカヤ」をお届けします。
アメリカから来たカルカヤということで名付けられた、
北アメリカ原産の帰化植物です。
第二次大戦後の1940年に愛知県で確認され、現在では関東地方以西に
広く分布しているそうです。
乾燥した荒れ地や空き地、道端から湿った放棄水田や畔、湿地まで
生えるそうです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

秋に高さ50~80センチ程の直立した稈(かん:イネ科の茎のこと)を
多数伸ばし、稈全体に穂をつけます。
穂には白く長い毛があります。

種は風に乗り散布されます。

直立した稈は種が熟す頃、赤褐色に色づき、越冬することが多いそうです。

イネ科の植物です。