シロバナサクラタデ

こちらは台風一過、風の唸り声は聞こえるものの、青空が広がっています。
玄関の鉢がひとつ倒れただけで被害はなかったのですが、これから台風の
進路に当たる地域の皆様には、お怪我のないようにと祈るばかりです。

さて、先日、近江長岡に行く機会を得ました。
きょうは、そののんびりした田園風景の中、畦道に一本だけ見つけた
「シロバナサクラタデ」をお届けします。
「白花桜蓼」と書きます。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉は細長く先は尖り、鞘状の托葉(葉柄の付け根にある一対の小さい葉
のように見えるもの)は長さ1~2.5センチ程で、縁には長い毛があります。

花期は8~10月です。

北海道~九州に分布します。

タデ科の植物です。

ガンクビソウ

マンションのカクレミノの実がいっぱいついています。
まだ昼間は30度近くあり、日向は暑いです。
きのうは近くの幼稚園で運動会があったようです。

さて、きょうは「ガンクビソウ」をお届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

「雁首草」と書きます。
花の付く様子が煙管(きせる)の「雁首」に見立てられ、
名付けられました。

高さは30~60センチ程でした。

秋に、茎の先に径8ミリ程の黄色の目立たない花を横向きに
1個ずつ付けます。

茎や葉の両面には軟毛が生えています。
葉の縁には不揃いのギザギザがあり、互い違いに付いています。

北海道~琉球の山野に分布します。

キク科の植物です。