コカモメヅルの花

きょうも雨が降ったり止んだりで午後には雷もちょっと鳴りました。
よく通る交差点のそばに今満開のケムリノキがあります。
2階建てくらいの高さはあります。
空き地ではアオツヅラフジの花が咲いており、藪の縁には
緑の実を付けたツルウメモドキが見られます。

さて、きょうは里山の林の縁にあった「コカモメヅルの花」を
お届けします。
「小鴎蔓」と書きます。

藪の中でつる性の茎を伸ばし、他の植物に巻きついていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

長さ3~6センチ程の葉は向き合って付いており、葉の基部は
ハート形で先は尖っています。

葉裏はこんなふう↓

茎の一方に毛が生えています。

花は暗紫色で径4~5ミリ程と小さい。↓

花びらは5裂しており上面に細かい毛が生えています。

本州、四国、九州に分布します。

ちなみに実はこんなふうです。→コカモメヅルの実

ガガイモ科の植物です。