ヒメコウゾの実

きのうは雨で少し気温が低かったのですが、動くと汗が出て
蒸し暑かったですが、きょうは35度まで一気に9度も気温が上がり、
勘弁してよ~~と叫びたい心境でした・・(;´ρ`) グッタリ。
信号待ちで街路樹の陰に入り、ホッと一息、ふ~(^_^;;)。
植物よ!(^人^)ありがとう!

きょうも柿其渓谷で撮った植物をお届けしますが、ここで、
柿其渓谷へ行く途中の様子をお話しておきます。
中央道を使って行ったのですが、高速道路の路側帯には植栽された
オレンジ色のノウゼンカズラがぞろりと勢ぞろい。
そして、林縁には白いリョウブの花がいっぱい咲いていました。
瑞浪付近にさしかかると車窓からはマタタビの白い葉も見えてきました。
木曽に入るとタケニグサの花が咲いていました。
南木曽に入り、柿其渓谷に到着。
その林の縁を歩いていたら、赤い実のなる木が目に付きました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ヒメコウゾでした。

姫楮と書きます。
別名は コウゾ というようです。

樹高2~4メートルの落葉低木です。

樹皮は縦に縞模様がはいり褐色の皮目があります。

葉は互い違いに付き、葉の縁にはギザギザがあります。
葉先は尖り、尾状になっています。

透明感のあるルビー色のビーズ細工のような実は1.5センチ程で、
口に含んでみたら、とても甘くて美味しかったです^^。

本州(岩手県以南)、四国、九州、沖縄に分布します。

クワ科の植物です。

キブシの実

早朝からセミの声がにぎやかです^^;
毎日、家の植物への水遣りから一日が始まります。

さて、きょうも渓谷で見た植物をお届けします。
渓谷沿いの道を歩いていると、林縁の木陰に何やら緑の豆の
ようなものが見え隠れしていたので≧[◎]oパチリ。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

キブシでした。

北海道から九州までの山地に生える、高さ3~5メートル程になる
落葉低木です。

 

葉は互い違いに付き、縁にギザギザがあります。
葉先は細長く尖っています。

雌雄異株です。

キブシの花は3~4月、葉に先立って咲きます。

実は8ミリ程の楕円形で、初めはこのように緑色ですが、
熟すと黄色を帯びるようです。

キブシ科の植物です。

キソキバナアキギリ

37度近くあったきのうの猛暑と違い、きょうは朝から雨模様・・。
少し息がつけそうかな・・ふ~(^_^;;)。

先日、久しぶりにちょっと足を伸ばし、木曽の柿其(かきぞれ)
渓谷まで行ってきました。
牛ケ滝に行く途中の山地の林内に、特徴ある葉を持った植物が
目にとまりました。
残念ながらガクだけで花はもう終わってしまっていましたが、
連れ合いがキバナアキギリじゃないかな?と申しましたので、
ふ~ん、初見だし、記念に撮っておこうかということで、
撮ったのはこの一枚のみ・・。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

帰宅して調べたら花期がキバナアキギリより早いようなので、
なおも調べたら、なんと「キソキバナアキギリ」だったようです。
「木曽黄花秋桐」と書きます。
長野県木曽地方で発見されたキバナアキギリの変種だそうです。

茎は高さ20~50センチ程でした。
もっとしっかリ写真撮っておけばよかったな~(泣)。

花期は5月下旬~7月中旬とキバナアキギリより早いです。

長野県木曽地方~岐阜県、愛知県東部に分布します。

シソ科の植物です。