コブシ

朝から階下の庭にアオジが来ていました。
しばらくぶりに車窓から街路樹を見たら、ハクモクレンがもう
散り始めていました。
きょうはこのハクモクレンに似た「コブシ」をお届けします。

そういえば、青空に白い花がいっぱい咲いている「コブシ」の
図案の切手もありましたね。
♪ こぶし咲く  あの丘 北国の ああ 北国の春 ~♪
北国の春の訪れを知らせる花ですね~。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

北海道から九州に分布する落葉高木です。

「辛夷」と書きます。
蕾が開く直前の形が子供の握り拳に似ているところから
名付けられました。
また、コブシの実はゴツゴツしており、その実の様子から
「こぶし」と命名されたとの説もあるようです。

よく似た花のハクモクレンより、コブシの花は小さめで
花びらの幅も狭く、平たく開きます。花びらは6枚です。

コブシは花が咲く時に花のすぐ下の葉が出ていますが、
ハクモクレンでは花の時期には葉がありません。

モクレン科の植物です。