オオスカシバの幼虫

こちらは朝から雨でした。夕方になり、やっと雨が上がったようです。
雨の中、水かさの増した川べりを散歩していたら、植栽されたクチナシの
木に異変が・・?
葉がほとんど丸坊主状態になっていました。
よく見ると、動くものを発見!
どうも蝶か蛾の幼虫のようです。
初めて見る幼虫なので家に連行し調べたところ(笑)、「オオスカシバ」
という蛾の幼虫で、スズメガの仲間でした。

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食卓の上の花瓶にクチナシの枝を挿し、しばし観察。

幼虫は体に白い線が通り、それに沿って小さな黒色の点々、
それとオレンジ(正確には両縁は白の点)の点々が9個あります。

お尻の方には1本の角のようなものが突き出ています。

幼虫の大きさは6センチ程です。

食欲旺盛で食べっぷりはなかなか・・、
するとほどなく数個の糞をたれたもう・・^^;
オシロイバナのような黒い種みたいな糞でした。
ちなみに糞の大きさは4~5ミリ程でした。

緑色のお顔↓

目などはわかりませんでした。
オレンジや黒の点々の様子や胴体や足の様子、少しはわかるかな^^。

オオスカシバの成虫は透かし羽(スカシバ)という名のとおり、
翅が透明な蛾で、黄緑の胴体は下の方が横縞になり、1本だけ赤茶の横縞が
目立つおしゃれな蛾です。

幼虫の食草はクチナシでした。

トモエシオガマ

昨日から雨が降ったり止んだりで、すっきりしないお天気です。
きょうは、10日前に行った三河の山地の草地で見つけた
「トモエシオガマ」をお届けします。

この名前の由来について・・
①トモエ→花を上から見ると巴形をしているので・・。
参考→トモエソウ と同じ花の形。

②シオガマ↓
この花は花だけでなく、「葉まで美しい」ので・・
また一方、塩竃の浜は美しい…「浜で美しい」のは塩竃だ…
という語呂合わせで付いた名前、というわけだそうです^^;;
こんなのあり~~?と私も思いましたが・・(笑)。

シオガマギクの変種だそうです。
トモエシオガマ↓

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紫紅色の花びらは唇形をしていて茎の上部にだけに付いていました。

そして、下の方の葉はこんなふうに付いていました。↓

花を上から見たところ↓

あららっ、巴に目がくらんでボケてしまい?(笑)・・すみません^^;;

気をとり直してアップで・・↓

今度は^^v・・確かに巴状です。

ゴマノハグサ科の植物です。

シラネセンキュウ

秋祭りが各地で行なわれているかと思います。
近所の道路にも「祭礼中、通行止め」の立看がありました。
秋の一日、お祭りの声が聞こえるのもいいものですね~。

さて、先日行った、秋の低山地の湿り気のある林の縁に、
セリのような花が咲いていました。

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帰宅して調べたら、「シラネセンキュウ」でした。
「白根川芎」と書きます。
日光の白根山で発見され、薬用植物のセンキュウに似ているので、
名付けられたようです。
別名はスズカゼリ(鈴鹿芹)とも言われるそうです。

小さな流れの際にも咲いていました。

羽状に付いた柔らかい葉は互い違いに付いて、ひとつひとつの葉には
それぞれ不規則な深い切れ込みがありギザギザとなっています。

白色で小さな花の花びらは、普通は5枚だそうです。
(写真では6枚のも見えていますが・・^^;)

本州、四国、九州に分布します。

セリ科の植物です。